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半けつ四つん這い男子に遭遇しました。

いや。
もうタイトルが全てなんですよね。
それ以上でも、それ以下でもないという。
ただ、この非日常的な体験をした際の心境を吐き出したい!
その思いだけで、綴ります!

いきます!笑

緊急事態宣言が解除されてですね、お世話になっているゲイバーが時短で営業を再開いたしまして。
応援せねば!という気持ちで、数ヶ月ぶりに顔を出したんですね。
お客さん同士、ソーシャルディスタンスを保つ。会話をするときはマスクをする。
お年寄りが多いバーだと、「え?」「はい?」「なんて言いました?」の無限ループに巻き込まれそうだな・・・なんて思いつつも、色んな人の元気な顔が見られてホッとしました。^^

楽しい時間をもっと過ごしたかったものの、翌日、仕事もあるので、バーで鉢合わせた友達(シーサーに似ているので、シーサーと表記します。)と一緒に早々と切り上げたんですね。

元気してた〜?なんて軽い会話を交わしながら、店を出てすぐの駐車場を通り過ぎようとしてたら、


そう・・・。

いたんですわ・・・。

半けつ四つん這い男子(おそらく気絶状態)が・・・。

画像1

※半けつ四つん這いがどのような姿勢かを説明するために、画像を探していたのですが、やばい画像しかなくて・・・。笑
何か近いのないかな・・・、と考えたところ、しゃくとり虫だ!と思って、しゃくとり虫の画像を検索したところ、これまたグロくて・・・。笑
なので、手書きでしゃくとり虫を描きました。(唇可愛くしときました^^)
絵心無さすぎるので、あくまで、イメージが伝われば・・・!笑


目撃した瞬間は、お互い無言でした。
歩みを止め、無言で、半けつ四つん這い男子(気絶)を見つめる僕達。笑

先に口を開いたのは、シーサーでした。

いややわ〜。飲み屋街って、ほんまわけわからん人おるもん。

へ?
何その感想?わけわからんで済ませられるレベル超えてない?
てか、冷静やな!
と、内心穏やかではない僕の気持ちをよそに、シーサーは続けます、

酔っ払って、正気を失うって怖いよね。

いやいやいや!笑
酔っ払って、正気を失ったからって、半けつ四つん這い(気絶)になるやつおる?
酔って、正気を失ったら、半けつ四つん這い(気絶)になるんやったら、
○ントリーのCMに、お酒は成人してからの注意書きよりも、
飲み過ぎは、半けつ四つん這い(気絶)になるので気を付けましょう。
って注意書き入れとかなやばいでしょ!

なんていう、僕の心のざわつきをよそに、

「はぁ〜、怖い怖い。」と続けるシーサー・・・。
お前・・・、殺人事件発生後、絶対警察に事情調査される、火曜サスペンス劇場のおばさんばりに、恐怖感のカケラもねぇコメントできる余裕どっからきてるの?

そんなシーサーをよそに、僕の脳みそはフル回転を始めました。

混乱した自分を落ち着かせるために。
どういう経緯で、半けつ四つん這い男子(気絶)になったのかをフルスピードで、考え始めたのです。(真面目か)

〜思考の流れ〜
①正気の状態で半けつにはなれない。
②すなわち、正気ではなかった。
③正気を失うものといえば?=お酒、ドラッグ。
④ドラッグのことを考えると怖いので、お酒を原因とする。

って、結局、酒じゃねーか!というツッコミは置いといて、
酔っ払いが半けつになる状況ってどういう状況だ・・・?
と考えるうちに、頭の中で、閃きの稲妻が走りました。

トイレだ・・・・!用を足したかったんだ・・・!

この閃き、天才か〜!?なんて脳内自画自賛の後、何を始めたかというと、

用を足したと思われる証拠を探し始めたのです・・・。

ただ、近づくのは怖かったので、遠目で、用を足したと思われる形跡を必死に探しました。

特に、

うん○を必死に探しました。(食事中の方ごめんなさい!)

何故かって?

それさえ見つければ、全て辻褄が合うんですよ!
酔っ払って、駐車場を巨大トイレと間違えたんだ!
それで、納得して、この異常な状況から脱出して精神の安定が得られるんです!

で、あったんですよ。
足元の方に・・・、
巨大なかりんとうっぽいものが・・・。

もしかしたら、精神にこれ以上負荷がかかることを脳が恐れ、
脳が見せた幻覚かもしれませんが・・・。


「あ、うん○あった。」

思わず、心の声が外に漏れてしまった僕。


「え、汚な。帰ろ、帰ろ。」
シーサーの言葉が合図になり、やっと僕たちは、半けつ四つん這い男子(気絶)から開放され帰路につくことになりました。


「いや〜、何か凄かったね・・・。」
ポツリと僕がつぶやくと、
「ほんま、嫌やわ〜、酔っ払い。」
と相変わらずのシーサー。


思いました。
非日常的な場面に遭遇した時、

想像力が豊かな人間は、キツイ・・・と。

あれこれ想像して、恐怖に襲われるというか。
いや、う○こがなかったら(幻覚だったかもしれないが)、もうまじでカオスですよ。何が起こったの?やばい事件に巻き込まれたの?今見ている景色は、実在しているの?なんて考え始めて、脳みその負荷ヤバすぎて、精神崩壊起こしますよ・・・。


そして、時が経ち、冷静になりつつあるころ、ふと思いました。
あれ?放置もまずくないか・・・?」と。

慌てて、バーのマスターに連絡をして、状況を説明したところ、
マスターから言われました。


あ〜。よくあることよ。
昔は、そこら中に酔っ払ったおじさんたちが転がってたものよ
。」と。


・・・・。



やっぱ、酔っ払いって怖いわ。



またね!




大好きなカリカリ梅や、勉強の書籍代に使わせていただきます。^^