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ラジカセやMDプレーヤーで音楽を聴いていた時代があった_日記#59

※本記事は4400文字程度あります。

少し前、家族内でCDのシングルとかアルバムの話になって、息子(高1)に「何それ、知らん」言われましたので、教えたのです。
今の我が家には、CDプレーヤーがないですし(デスクトップPCにはCD入りますが)、息子が生まれてからCDもあまり買ってないですから、そうなりますかね。ジェネレーションギャップ…

そんなことから昔のことを考えていたら、オーディオプレーヤーのことを記事にしようと思いました。自分の思い出にも浸りながら、自分史で振り返ってみます。

現在40代の僕が使用、経験したものを記載しますので、網羅されてなかったり、記憶が定かではなかったりします。あと、記事を書いているうち、当時聴いていた曲を思い出して書き出してますので、ちょいちょい横道にそれてます。

全体的な流れを

(レコードは未経験) → ラジカセ → CDラジカセ → MDプレーヤー → MP3プレーヤー → スマホ(クラウド)

息子からすると、スマホ(もしくはPC)上でYouTubeなどアプリやサイトを開いて音楽を聴くのが当たり前の時代です。上で記載したような他プレーヤーの使用経験はないと思われますし、この先しばらくも流れは変わらなさそうですね。

比べると、僕ら年代はオーディオプレーヤー変革の時代を生きてきたのだと思いました。

ガチャガチャとしてたラジカセ時代

僕が物心ついた時は、カセットテープで曲を聴いてました。ラジオも聴けたので、ラジオカセットレコーダーというのでしょうか。ラジカセって言ってました。

こんなんだった記憶

小さな頃に家にあったのは、カセットテープを入れる所が1箇所のタイプでした。曲を聴くまでにガチャガチャとしていたイメージです😅電子音ではなく、物理的な音で。
扉を開けるボタンを押すとガチャ、カセットテープを入れる時もガチャガチャやって、扉を閉める時にカシャン、再生ボタンでまたガチャ。騒がしかったです😁

幼少期、最初に好きになった歌謡曲は、安全地帯の「ワインレッドの心」です。寝る前、近くにラジカセを置いてもらい、聴きながらスッと眠りについていた思い出があります。歌詞だけ見ると、小さな子供が聴く曲じゃあないですが…

もっと勝手に恋したり
もっとkissを楽しんだり
忘れそうな思い出を そっと抱いているより
忘れてしまえば

(中略)

もっと何度も抱き合ったり
ずーっと今夜をゆれ合ったり
哀しそうな言葉に 酔って泣いているより
ワインをあけたら

(以下略)

ワインレッドの心

親はどんな気持ちだったんだろ😁
今聴いても良い曲です。

カセットテープに曲を録音したい時は、テレビの歌番組やアニメから録画をしていました。アナログ録音でしたので、テレビにラジカセを近づけて、周囲の雑音が入らないように家族に静かにしてもらって、曲が始まると同時に録音開始ボタンをポチッとやってました。さすがにリアルタイムの一発勝負ではなく、録画(ビデオテープ)した番組だった記憶ですが、どうだったかな…

イノベーションのCDラジカセ時代

もう少し経つと、我が家にCDラジカセ時代が訪れました。またまた音で表すと、扉の開け閉めにカシャ、再生時にCD回る音でシャー位ですかね。この頃はもう、ボタンの物理音は静かになったもんでした👍

CDをレンタルするようになり、CDからカセットテープへ装置内で録音できるようになります。まさにイノベーションでした。

学生時代は、よくCDを借りに近所のレンタルショップに通ってました。しかし、市場競争で小さなレンタルショップは淘汰されていき、最終的にはTSUTAYAのほぼ一択でした。
今のように聴きたい曲をすぐに聴ける時代ではなく、ひと手間かける必要がありましたね。だからなのか、ショップまで行く時の気持ち、新しいCDを選んでいる時の気持ち、覚えています。うきうき、わくわくでした。

僕の中のCD初期時代(小学生の中学年or高学年頃と思います)では、デビュー頃のLINDBERGリンドバーグが大好きでした。シングルだけでなく、初めてアルバムを色々とレンタルするくらいに。

当時学校で話したくても、話しの合う友人がいなくて、盛り上がりはテレビの箱の中と自分だけポツリ、という感じがありました。伝わりますかね…今ならネットの再生数や書き込み、noteのような発信、動画でライブ映像見れたりと、流行りとか盛り上がりを感じられますが、そういうのが一切ない時代なので、周りに話せる人がいないとポツリ。テレビでも、ライブ映像はやってくれなかったし。

それでも好きで、歌番組などでパフォーマンスを見たいので、新聞のテレビ欄を見て時々ビデオ録画してもらってました。当時の我が家は、裏番組録画はできなかったので、リアルタイムで番組を見ながら録画です。そこを逃すともう二度と見れないので、必死でした😂

実はCDダブルラジカセだった

家のCDラジカセ、カセットテープがダブル搭載のものでした。名称はCDダブルラジカセで合ってますかね😅カセットテープからカセットテープへの録音も可能になっており、友人と貸し借り(借りたカセットテープを録音して返す)や、プレゼントなどもしていました。以下のような感じのヤツ。

出典:https://panasonic.jp/life/entertainment/260004.html

中学生の頃、この貸し借りの影響で洋楽も少し聴くようになり始めました。耳に心地よい女性シンガーの曲ばかりで😅
Cyndi Lauperシンディ・ローパーLisa LoebリサローブKylie Minogueカイリー・ミノーグThe Cranberriesクランベリーズなど。

ポータブル化にも少し触れる

ポータブルオーディオプレーヤーは、ソニーのウォークマンが有名所ですね。高校生の時、自分用を買ってもらえました。確か、こんなんでした👇️

出典:https://www.sony.com/ja/SonyInfo/CorporateInfo/History/sonyhistory-e.html

高校の部活でバスに乗って遠征試合の時など、1つのプレイヤーを2人でイヤホン分けて一緒に聴いてました。試合に負けて帰るバスの中で、My Little Loverの「Hello, Again」を聴いて、友人と2人で感傷に浸った思い出あり。青春です。

イヤホンを通して聴いてる間の、自分だけの世界に入れる没入感がとても好きでした。自分の世界に浸れる?酔える?のが良かったのかと😅
今も変わらず好きですが、学生時代の特別に好きだった感覚とは違う気がします。若かったのでしょうね。

一瞬だったMDプレーヤー時代

時は流れ、MD(ミニディスク)の時代が一時やってきます。カセットテープのようにCDから録音でき、曲の頭出し再生ができる点が画期的でした。頭出し再生、カセットテープではできなかったんですよね…あと、挿入時など、ガチャガチャとしなくて良くなってました。MDを差し込むと、スゥーと入っていきました。これはMD関係なく、単にハード面の進歩かな…

こいつはいいな~と思ってましたが、数年経ちPC/ネットの普及、スマホの普及で、気付けば使用しなくなりました。

MDプレーヤーを購入し、CDレンタルしてせっせと録音した日々もやはり遠い記憶です。大学生の頃がまさにそうで、家にCD/MDプレーヤーがありました。独り暮らししてまして、友人と宅飲みしながら、麻雀しながら、ミスチル、ゆず、aiko、m-floなどをエンドレスで流しつつ、皆で熱唱していた記憶があります😁

あと、当時付き合っていた彼女へ、自分の好きな曲を録音したMDをあげた記憶も。まぁ妻なんですが😅
先日、確認した所、妻もぼんやりと覚えてくれていて、当時の思いを教えてくれました。「好きな曲を勝手に寄こしてきた。好んで聴いていたかと言うと…」でした。今では何でも言い合える仲です…
聞かない方が良かったこともあるもんです😁

最近ではMDは普段見かけないし話にも出ない、息子に質問されることもない、この記事を書かなければ思い出さなかったでしょう😅

冒頭で、CDプレーヤーがないと書きましたが、実は納戸に12年以上は眠りについていたCD/MDプレーヤーがあります。20年以上前に購入したものです。今回の記事を書くにあたってお目覚め頂いた所、起動して曲も聴けました。感動でした😭

MDも20年以上前の
自分セレクト曲から色々聴いてみました。
白い、雲の、よ~うに♪

MP3プレーヤーはもう近代だが…

PCが普及してネット回線も太くなってきた時代(のYouTubeなどの動画サイトの普及前)になると、iPod(Apple)などのMP3プレーヤーも普及し、僕も少し使用していました。ただ、メインはPC上で再生して聴いてました。この辺りから、CDレンタルはすっかりなくなった気がします。

ラジカセ時代からするとだいぶ近代的になってきましたが、やはりYouTube普及の前と後では一時代違いますかね。まだサブスクも普及していないですし。

働き方改革が言われるずっと前、個人的には鬼のように働いていた時期であり、かつ息子も小さい頃でもあり、あまり音楽を聴かなくなった時代に突入していきます。
それでも、バラエティーやドラマよりアニメを優先的に録画して見続け、当時は音楽=アニソン + おかあさんといっしょ(NHK) + いないいないばぁ!(NHK)くらいのもんでした。アニソン好きを確固たるものにしていきました。

そして、スマホの時代へ

YouTubeは衝撃でしたし、影響は大きかったと思います。著作権から見られない歌手はいたものの、無料で動画を見放題、音楽も聴き放題。CDレンタル時代は、シングル100円、アルバム300円、が相場、オンライン購入も当時は1曲100円位だった記憶(うーん、忘れた)ですので、急にすごい時代きた!って感じでした。

そうこうして、世の中、スマホ普及の時代が到来し、サブスクも普及し始めて、気付けば僕も、ソフト面は動画サイトとサブスクを利用、ハード面はPCとスマホがメインとなっていました。
またまた個人的な所では、世の中の働き方改革に乗って自分の働き方も積極的に見直し、息子の成長もあって、音楽を楽しむ時間は以前よりも増えました。アニソン以外にも手を出して楽しんでいます。今に至る。


いつでもどこでも動画、音楽を再生できるようになり、自分が子供の頃と比べると、とんでもない時代になったなと思います。当時は想像もしなかった未来を生きています。まぁ何にも考えてなかっただけですけど。

そして、この時代が当たり前の息子がいて。思うのは、息子がおじさんになった時には、どんな未来になっているかなぁということです。音楽だけでなく。個人的には、VR,ARがどこまで成長するか気になってます。主にゲーム面で😅
終わります…

長文にお付き合い、ありがとうございました!


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