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舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」を見ました_日記#46

※本記事は、3100文字程度あります。

はじめに

クリスマス、息子(中学)のプレゼントに
ハリー・ポッターの本を全巻書いました。
(以下の記事にて)

最近、ハリー・ポッターの映画が
Prime Videoで見られるようになったので、
遅ればせながら、映画全作を一気に見ました。
(過去、何作目かまでは見てましたが未完走。
 家族で、改めて最初から。)

映画だと展開が早くて、
細かい所、なぜこうなったのか、
なぜここにこの人がいたのか、
などなど

「よくわからない所があるね。」
「本を読むとわかるのかね。」
なんて家族で話してました。

まぁメインストーリーからすると細かい部分なので、
問題はなしだと思う…

そんな状況ではありましたが、
我が家内のハリー・ポッターブームの勢いのまま、
舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」を
見に行くことにしました。

なんですが、
息子は気が進まなかったようなので、
(勧めましたけど、面倒とのこと…)
そこは自主性を尊重し
夫婦デートとして行ってきました。

僕は舞台は、ほぼ見た経験がないです。
以前、劇団四季「キャッツ」を見に行ったことがあるくらい。

なので、素人感想ですが、
とても良くできている舞台でしたので
ストーリーのネタバレは極力ないように
少し感想メモを。

公演前

東京メトロ 千代田線「赤坂」駅を降りてすぐ、
「TBS赤坂ACTシアター」が劇場です。

改札を出るとすぐ、
ハリーポッターの音楽が聞こえ、
駅周辺から盛り上げていることを感じました。

駅を出てからシアターまでの上り階段には、
肖像画など展示されていました。

階段の中央には
魔法道具「タイムターナー」が
飾られていました。でかっ!

第3作「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」で登場した、逆転時計(タイムターナー)

なんの予備知識もなく見に来ましたので、
今回のお話でも使われるのかなぁと予想。

主演やキャストは日によって変わります。
2024年6月公演までは、
ハリー・ポッター役は4名でした。

藤原 竜也さん
石丸 幹二さん
大貫 勇輔さん
上野 聖太さん

2/17に、3年目新キャストの発表があり、
7月の公演からは

平方 元基さん
吉沢 悠さん

の2名がハリー・ポッター役のようです。

僕らが見た回は、大貫 勇輔さんでした。
僕はあまりドラマを見ないので
よく知らなかったのですが…
(藤原さん、石丸さんは知ってましたが)
男前ですね。
かっこいいハリー・ポッターでした。

公演の感想など

12時15分開演。
16時頃に終了。

間に20分の休憩を挟み、約3時間40分です。
見る前は、なかなか不安になる長さ😅

長時間でしたが、
ストーリーに引き込まれる、
役者さんのお芝居が素晴らしい、
トリックが色々あって飽きさせない、
場面転換の演出もよく、毎度魅入ってしまう、
などなど、
長いとは感じませんでした。

ストーリーや演出について

まず、メインのストーリーが
とても良かったと思います。

過去のできごとがけっこう出てくるので、
全作見ておいて正解でした。

過去作のあのシーンと繋がった!
という楽しみ方もできました。

特に、第4作「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」は、
本作とかなり深く関係します。

細かいストーリーを忘れかけていても、
第4作だけでも見返しておけば、充分楽しめるかと。
(逆に、見てないとストーリーがわからない…)

また、映画とは違い、舞台は
場面全てを映像化するのは難しいですが、
役者さんの演技や、音、光などの演出から
観客側が充分過ぎるほど
映像を想像できるように工夫されていました。

なので、映画を見ているように没入して見れました。

ハリー・ポッターの世界に、
自分も入ったかのような臨場感を
感じられる場面が多数あります👍

臨場感といえば、
演出で、低音をホール全体に響かせて、
観客に、音だけでなく微かな振動を
感じさせるような場面が何度かあって、
(妻は、ワンピースの覇王色の覇気を
 受けているみたい、と言ってました😄)

舞台上も含めたホール全体が
ハリー・ポッターの世界の中にあるような
不思議な一体感を感じられました。


全体通して、
色々なトリック(手品みたいな)があり、
本当に魔法のようでした。

僕らは1階の比較的、前の方の席で見ましたが、
どうやっているのかわからなかったです。

コミカルで笑える場面も何度もあります。

何十回とある場面転換も演出の工夫があり、
次はどんな感じかな?と
小さな楽しみになっていきました。

メインのストーリー展開以外にも
楽しめる要素は満載でした。

役者さんについて

序盤の15分位は、
会話が早くて聞き取れなかった部分があるのと、
展開もすごく早いのとで、
これは内容についていけるかな…
と少し戸惑いました。

途中からは会話にも慣れ、
早い会話や展開ばかりでもなくなり、
ついていけるようになりました😁

それにしても、劇中、
スピード感のある会話は何度もあり、
その時の役者さんたちの滑舌がすごかった…
と感動。

終盤、泣かせる場面もあります。
ハリー・ポッターである大貫さんのお芝居、
すごかったです。
思わず感情移入してしまい…
ウルッときました。

数日経った今でも思い出せる、
心に残るシーンとなっています。


個人的に心に残ったキャラクターがいて、
嘆きのマートル(佐竹 桃華さん)と、
マクゴナグル先生(高橋 ひとみさん)です。

どちらも登場シーンは少なめなのですが、
良かった。

嘆きのマートルは、
映画(吹き替え版)に対する
動きや声、雰囲気の再現度が
非常に高くてびっくりしました。

特に声。登場シーン中のセリフは多く、
独特の口調は映画そのままで、
ずっと聞いていたかった😄

マクゴナグル先生も、話し方、間が
すごく雰囲気出ていて、良かったです。
生徒を叱ったり、激励したりのシーンなど
ありますが、
やはりずっと聞いていたかった😄
こちら、再現度の高さというよりは、
単に僕の好みなんですが😅

尚、妻は、ダンブルドアが激似だった、
と言っていました。

公演後のおまけの楽しみ

シアター近くにある
グッズ販売店舗「マホウドコロ」、
事前にLINEで予約しておきました。

予約していなくても、
並んで少し待つことで入れてましたが、
予約すれば待つことなく入れました。

ハリー・ポッター マホウドコロ
赤坂 Wizarding World Street店

記念に、タイムターナーの2wayチャームを購入。
キーホルダーチェーンとネックレスチェーン付属で、
どちらとしても使用できます。

息子が食いついてくれたので、
バッグに着けてくれそうです👍

その後、Harry Potter Cafeで、
軽い夕食もとりました。

こちらは、時間指定で事前予約必要です。

ここのドアは開かず、
正面入口は、この裏手でした…
画面左のタブレットから注文

雰囲気が楽しめるのと、
メイン料理やデザートによっては演出もあります。

僕は「ホグワーツ サンデーロースト」
妻は「ゴールデン・スニッチ アボカドシュリンプ」
を注文しました。

ホグワーツ サンデーロースト(2310円)。
パンの裏にローストチキンが隠れてます。
ゴールデン・スニッチ アボカドシュリンプ(1320円)

サンデーローストは、
👆の黒いお皿の上にガラスドームが乗って
料理が白いスモークに包まれている状態から、
目の前でオープン。
一瞬、煙とスモークの香りが広がりました。
(ホグワーツ城と雲をイメージしているかと)

値段が、ややお高いのは仕方ないか…
味は普通においしかったです。

公演後の思い出作りには、
マホウドコロもカフェも、オススメです。

最後に

映画はたまに見ますが、
舞台はほぼ経験なく、
とても良い思い出になりました。

舞台チケットは、
やはりなかなかのお値段するのですが、
それを充分に上回る満足感を得られました。

新しい経験は、人生の良い刺激になります。
今回をきっかけに、
何かしらの舞台に行ってみたい気持ちも
強くなりました。

本作は、映画のハリーポッターを
全作見て楽しめた方であれば、
どなたにもオススメしたいです。

1点だけ、怖いシーンが何度かあります。
年齢は6歳~のようですが、
小さなお子様はけっこう怖がるかも、
と思いました。


最後までお付き合い頂き、
ありがとうございました。

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