「わかりますよ。」2023年5月28日

日曜日~
でも天気悪いデーだった。

今日は夕方に予定があった。こういう日って、その予定があるまでの時間の過ごし方が「その予定までの時間のつぶし方」と同じになっちゃうよね、って前も書いた気がする。

ちなみにその予定っていうのは大学の友達のサークルの手伝い。映画サークルなので、今作ってる映像にエキストラとして出てくれという要請を受けて行ったのでした。

しかしなかなか思うように撮影が進まなくて大変そうだった。わかる。わかりますよ。私も写真を撮ることがたまにあるけど、事前に思い描いたような画を、瞬間をカメラに収めようとしてもなかなか上手く行かないんです。

そして私は映像を撮りたいと思うこともしばしばあるけれど、それはさらに難しい。それは多分、映像には構成というものがあるからだと思う。写真は1枚あればいいんだけど、映像にはつながりが必要。なので撮影前にある程度計算しておく必要がある。

こういうのは慣れてる人が撮るなら少しはスムーズだろうね。「こういう見せ方をしたい時はこう撮ればいい」っていうメソッド、セオリーが頭に入っていれば迷うことが少なくて済むし。

それでも私みたいにこだわりが強い…というか理想が高い人は、撮影した映像と自分の思い描いていたイメージとの乖離に悩んでしまって、試行錯誤の時間がすごい長くなる。ポートレートを撮る時とかにこうなると、とっても申し訳なくなる。

だから今思うと、その場の思い付きというか、体の衝動や偶発的な動きに任せてカメラを振り回すほうが結果的には素敵なものになっている可能性があると思う。あらかじめ得られるものに期待しておかないっていう。



帰宅。水星の魔女を見たわよ。展開がすごいな。一気に世界の形が崩れて、景色が変わった。レディ・プロスペラ…!!!

それにしても私の関心はスレッタの方にあるんだけど、意外とケロッとしてた。彼女には思いのほか図々しいところがあって、前の話でも自己卑下してた割に決して悲観的にはなっていなかった。

そして今回は前回よりもさらに喪失を重ねたはずのスレッタが、最後に冷静で物分かりの良い一面すら見せた。人に対する信頼が根っから強いのかな。

あと毎回のことなんだけど、私はこの物語世界の構造をよく把握していない。だからいつも見終わったあとにTwitterで色んな人たちが解説したり考察してるのをみて情報を整理している。みんなよく見てんね。みんなのおかげで私は水星の魔女をそれなりの深さで楽しめてます。

てか、あと4話なの?こっからどう超展開していくのか…でも毎話の情報量を考えると自然かもな。こういうスピード展開は現代的な流れなのかなぁ。ショート動画とかファスト映画の潮流っていうか。

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