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伝わるビジュアルに落とし込むことの重要性

この記事はクラスターAdvent Calender 2022 カレンダー2の21日目の記事です。

昨日は@Senchaさんのclusterでカメラ被写界深度を実装しよう!でしたね。こういう実装がされてボケが再現されているのかが綺麗にまとめられて参考になりました!
カメラはデザイン部分で少し関わらせてもらっていたのでリリース時は感動もひとしおでした。

はじめに

こんにちは!2021年の10月からクラスター株式会社でデザイナーをしているnabeです。

普段はUIデザインに関わりながら広告作ったルドのデザインやイラスト描いたりしています。
メタバース領域に求められるデザイナーとは/デザナレ登壇レポートも書いてあるのでご興味あればご覧ください!

今日はデザイナーなのでデザインっぽいこと話してみようと思います。

伝わるビジュアルに落とし込むことの重要性

ビジュアルに落とし込んでいく際、ユーザーに伝えたい与えたい感情も様々です。イベントでは楽しいを全力で表現したり、謝罪の時は申し訳ないですという気持ちを伝える表現をします。
表現の仕方も様々で、色で感情を表したり、写真を使うことでより解像度を上げて見せたほうが伝わるんでは?もしくは抽象的にしてユーザーの想像力をくすぐるほうがいいんでないなど様々です。

例えば下記はアイテムマーケットで作成した画像になります。最終的には実際イベントが行われている様子を鮮明に解像度を高くする方向で着地しました。

テキストのみで開催告知をお知らせすることも可能ですが、出展したいユーザー側からするとどういう会場か分からないと不安に感じてしまい不参加へつながることにもなると考え実際にその会場の体験を凝縮したようなものを作ろうと思い実際に商品がおかれてる様がユーザーにも伝わるだろうという話になりました。その他ですが

  • 人がたくさんいて何をしているかわかる構図

  • 目線での会場の広がり

  • 夜のシチュエーションですが暗く冷たく見えないライティングで楽しさ

  • アイテムが際立つシンプルな台座

などの理由をビジュアライズし、実際の会場にも取り入れてもらいました。

お話頂いたときは初開催ゆえに現物がない状態です。どういう風な会場になってるのが理想か、それをどう表現するかで頭を悩ませました。
こうであってくれという希望を明確に、こうであってはいけないなども考えながら会場をデザインします。

その後アイテムマーケットは無事スケジュール通り開催できまして募集枠はすべて埋まる人気になったと聞いて安心しました。安心感!という狙いと是非参加してほしいという気持ちで描いたので伝わったんでないでしょうか。伝わってなくても伝わった気持ちになると幸せになります。

初期アイデアからチーム内でディスカッションしてた一部

今回会場制作から関わらせてもらい、理由のあるビジュアライズをすることで何を作るかがチームでもわかる、そこの潤滑油のようなところをまず走り切るというのもチームにとって伝わるビジュアルに落とし込むことは重要だったんでないかと思います。

今回絵と設計みたいな話でしたがグラフィックもUIも同じで、よいデザインには必ず狙いや目的、伝えたい何かがあります。表面だけがビジュアライズと思いがちですがデザイナーによっていろいろなデザインの理由があります。デザインに興味ある方は是非深ぼってみてください。

最後に

cluster社ではそんな伝わるデザインを作れる仲間を募集しておりますので是非下記よりご覧ください!
クラスター株式会社 の全ての求人一覧

明日はyuni0928さんのなにかです!お楽しみに!

あとがき

なお制作過程でスワンマンをビジュアルに紛れ込ませていたのですが諸事情で粉砕されていました。

Swanman粉砕ver.psdはよい思い出です。


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