自宅で美味しいアイスコーヒーを
カフェakieのささきです。
普段は「100歳までやりたいことができる体づくりを!」で記事を書いています。
今日は、最近の私の日課になっているおいしいアイスコーヒーについて書いてみようと思います。
ちなみにコーヒーはワインと同じで飲む人の好みなので、万人にいつでも愛されるコーヒーというものはないと私は思っています。
毎年5月に入るとアイスコーヒーを淹れ始めます。だいたい10月末ごろまで切らすことなく淹れ続けています。
今は、毎日3リットル位淹れています。自分と家族でグビグビ飲んで、ご近所(徒歩7分以内)限定でお届けもしています。
最近はもっぱらペーパードリップで淹れているので、コーヒードリッパーの違いをみていきたいと思います。
ハンドドリップで使うドリッパーたち。
様々なコーヒー器具メーカーから色々な形のものが出ています。
我が家の使い勝手の良い4つのドリッパーについてみていきます。
HARIO ハリオ V60ドリッパー
HARIO株式会社は1921年創業の日本の耐熱ガラスメーカーです。創業時は理化学用の実験器具の製造をしたそうですが、その技術を利用して現在はサイフォン、ドリッパー、サーバーなどのコーヒー器具の他、鍋などの調理器具も製造しています。
ハリオのV60ドリッパーは、大きな1つ穴。円錐型の形状と、らせん状のリブが特徴です。ドリッパー上部までリブがあるため、フィルターがドリッパーに張り付かない構造になっています。
KONO コーノ式 名門ドリッパー
コーノ式ドリッパーは、珈琲サイフォン株式会社が製造しています。1925年の創業時よりコーヒーの研究を重ね、1973年にこのドリッパーを作ったそうです。
円錐型の元祖とも言えるコーノ式『名門ドリッパー』。これも大きな1つ穴で、円錐型という特徴に加え、リブの形状がまっすぐで短いのが特徴的です。これにより、ドリッパー下部はフィルターがドリッパーから離れ、ドリッパー上部はフィルターとドリッパーが張り付くという構造になっています。
カリタ式 3つ穴ドリッパー
カリタも日本の企業です。喫茶店ブーム到来直前の1958年創業で、ブームに乗って業務用コーヒー器具を販売して有名メーカーになりました。
カリタ式ドリッパーは、正円錐ではなく最下部が直線という点。そのためフィルターは台形のものを使用します。今はこちらのフィルターの方がメジャーですね。100均などで売られているものの台形です。
出口が小さな3つ穴なので、抽出したコーヒーが流れ出すスピードは早そうですが、円錐型よりもゆっくりと流れ出るような設計になっています。
メリタ式 1つ穴ドリッパー
メリタはドイツの1908年創業のメーカーです。ペーパードリップの開発者であるメリタ・ベンツが創業者です。
メリタ式もカリタ式と同じように台形のフィルターを使用します。
カリタ式との違いは、抽出液の出口穴が1つ。穴はドリッパーの真下ではなく、少し横にずれています。また底面から約1cm浮いているという点が最大の特徴です。
ドリッパーによるコーヒーの味の特徴
使うコーヒードリッパーによって味に特徴がでます。
それは、抽出方法によるものです。
コーヒーの抽出の原理は、大きく分類すると「透過式」と「浸漬式」の2つがあります。
透過式は、
粉の層を作り、その上からお湯をかけ、透過させることで抽出します。
浸漬式は、
お湯に粉を漬け込むことで抽出します。
ハンドドリップは、「透過式」の抽出方法。
ですが、ドリッパー内に”湯だまり”ができると「浸漬式」の要素も含まれるようになります。
豆の種類、豆の炒り方、豆のひき方、お湯の温度だけではないのです!
このあたりも一つずつ、少しずつ書いていきたいと思います。
人が入れたコーヒーって一期一会だと思いませんか?
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