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2023年10月度 製品アップデート
今月はスマートアノテーションでSegment Anything in High Quality(HQ-SAM)を利用できる対応をしました。
これにより、いままで以上に精度の高いセグメンテーションが自動的に行え、面倒なアノテーションをさらに効率化できます。
また、ホットキーのカスタマイズや、姿勢推定のキーポイントの点の大きさや線の太さの変更、点群プロジェクトの使いやすさの改善など、よりアノテーションを便利にする機能の拡充も実施しています。
スマートアノテーションの精度がさらに向上
スマートアノテーションにおいて、より高精度なセグメンテーションが可能なSegment Anything in High Quality(HQ-SAM)に対応しました。
2023年5月にリリースしたSegmentAnything Model(SAM)では苦手とされていた、植物やベンチなどの細かい箇所でも精度高くセグメンテーションされるため、いままで以上にアノテーションを効率化できます。
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ホットキーをユーザーごとにカスタマイズ可能に
アノテーションをする際のホットキー(ショートカットキー)を、ユーザーごとでカスタマイズできるようになりました。
これまで利用していたアノテーションツールとホットキーの設定を同様にすることで、スムーズにFastLabelをご利用いただくことができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1699187145713-9xfBg9lCTj.png?width=1200)
姿勢推定でキーポイントの点の大きさや線の太さを設定可能に
姿勢推定プロジェクトのアノテーションにおいて、キーポイントの点の大きさや線の太さを設定できるようになりました。
これにより、画像内の人物が小さい場合でも、点や線の設定を変えることで、円滑にアノテーションや確認ができるようになります。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/120895470/picture_pc_d247ccc7fbb01de65d30744f189eb6b5.gif?width=1200)
その他、キーポイント単位でのアノテーションの移動にも対応しています。
点群プロジェクトをより使いやすく改善
点群プロジェクトのアノテーションをより使いやすくするため、以下の改善をしました。
位置を修正するショートカットに対応
サブカメラを配置する場所を下部、右部に切り替え可能に
サブカメラを開閉可能に
メインカメラで矩形内側の点群をアノテーションクラスの色にハイライト
サブカメラの配置場所を切り替え
![](https://assets.st-note.com/img/1699187207679-cEzZ7Y2Rk2.png?width=1200)
その他通知設定やアノテーション機能がより便利になりました
[ユーザー設定]メール通知の対象を項目ごとでの設定に対応
[アノテーション]重なりを許容するセマンティックセグメンテーションに対応
[アノテーション]DICOMで矢印キーで前後の画像に切り替えに対応
[デスクトップアプリ]連続点群プロジェクトでサブカメラのズームに対応
[モデル]評価実行時にタグでタスクの指定に対応