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2023年10月度 製品アップデート

今月はスマートアノテーションでSegment Anything in High Quality(HQ-SAM)を利用できる対応をしました。
これにより、いままで以上に精度の高いセグメンテーションが自動的に行え、面倒なアノテーションをさらに効率化できます。
また、ホットキーのカスタマイズや、姿勢推定のキーポイントの点の大きさや線の太さの変更、点群プロジェクトの使いやすさの改善など、よりアノテーションを便利にする機能の拡充も実施しています。


スマートアノテーションの精度がさらに向上

スマートアノテーションにおいて、より高精度なセグメンテーションが可能なSegment Anything in High Quality(HQ-SAM)に対応しました。
2023年5月にリリースしたSegmentAnything Model(SAM)では苦手とされていた、植物やベンチなどの細かい箇所でも精度高くセグメンテーションされるため、いままで以上にアノテーションを効率化できます。

ホットキーをユーザーごとにカスタマイズ可能に

アノテーションをする際のホットキー(ショートカットキー)を、ユーザーごとでカスタマイズできるようになりました。
これまで利用していたアノテーションツールとホットキーの設定を同様にすることで、スムーズにFastLabelをご利用いただくことができます。

姿勢推定でキーポイントの点の大きさや線の太さを設定可能に

姿勢推定プロジェクトのアノテーションにおいて、キーポイントの点の大きさや線の太さを設定できるようになりました。
これにより、画像内の人物が小さい場合でも、点や線の設定を変えることで、円滑にアノテーションや確認ができるようになります。

その他、キーポイント単位でのアノテーションの移動にも対応しています。

点群プロジェクトをより使いやすく改善

点群プロジェクトのアノテーションをより使いやすくするため、以下の改善をしました。

  • 位置を修正するショートカットに対応

  • サブカメラを配置する場所を下部、右部に切り替え可能に

  • サブカメラを開閉可能に

  • メインカメラで矩形内側の点群をアノテーションクラスの色にハイライト

サブカメラの配置場所を切り替え

その他通知設定やアノテーション機能がより便利になりました

  • [ユーザー設定]メール通知の対象を項目ごとでの設定に対応

  • [アノテーション]重なりを許容するセマンティックセグメンテーションに対応

  • [アノテーション]DICOMで矢印キーで前後の画像に切り替えに対応

  • [デスクトップアプリ]連続点群プロジェクトでサブカメラのズームに対応

  • [モデル]評価実行時にタグでタスクの指定に対応



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