見出し画像

ファスティングの医学的根拠

ファスティングは保険適用外

このテーマは、難しいですね。

かつては、馬淵道夫さんや甲田光雄さんのように、ガチでファスティングによる病気の治療をしていた医師がいましたが、現在は、医師が、運営するファスティングの施設はあるものの、どちらかといえば、健康維持が目的です。

馬淵道夫さんが有名になったのは、当時、NHKで、その治療の様子が放映され、全国から、医師に見放された人たちが、殺到したからです。患者さんは、糖尿病、腎臓病、ガン、リュウマチの人が多く来院し、多くの人が救われました。

馬淵医師は、ファスティングに保険が適用にされるように、交渉を重ねましたが、結局、認められず、保険医をやめてしまいました。

甲田光雄さんの病院にも、難病の人が多く訪れ、多くの人が救われました。病気の人が、ファスティングをすると、ファスティング中の体調不良もひどくなり、その看病も大変だったことが、甲田医師の著書に書かれています。

お二人とも、すでに亡くなられています。

現在、ファスティングで病気の治療を行っているのは、東京の渡辺医院(ごめんなさい、失礼ながら、こちらのことはあまり詳しくしりません)。東北大学の心療内科でも、行っているようです。

一番有名なのが、石原結實医師のヒポクラティック・サナトリウムですね。こちらは、病気の治療というよりは、健康維持や美容がメインで、ニンジンジュースを飲みながらのファスティングを行います。あと、淡路島の五色県民健康村でも医学博士の笹田信五のさんがやっています。


医師が病気の治療に、ファスティングを利用していることが、ファスティングの医学的根拠になるわけでは、ありませんが、実際に、ファスティングで病気が治っていることは、なにか医学的な根拠がありそうな気がします。

例えば、

〇血液がきれいになる 

〇ケトン体がガンを消す

〇ケトン体がα波のパワーを増大する(元気になる)

〇内臓脂肪が減る 

などで、ケトン体がガンを消すというのは、ガンはブドウ糖をエネルギー源としているので、炭水化物を食べないことで、体内にケトン体を増やし、ガンを餓死させることができるそうです。

でも、実際、ファスティングの医学的根拠と言われても、なかなか説明が難しいですね。血液がきれいになるといっても、なにか漠然としていて、どうゆう過程で、どうゆう風にきれいになるのかが、よくわからない。

ファスティングは、そもそも医学として認められていないから、保険も適用されず、民間療法や自然療法になってしまい、医学的に研究する人がいない。

そんなわけで、ファスティングの医学的根拠を説明するのは、とても難しいです。


ホント、だれか研究してくれません?

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?