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点数計算攻略の2冊

今回は前回に引き続き、点数計算の勉強について書いていきます。
前回の記事では、試合におけるスピーディーな点数申告が必要となる場合について書きました。

仲間内だけでない、不特定多数が参加する大会やイベント時は進行を妨げない意味でも点数申告できることがマナーであるという内容です。
点数計算の基礎は理解するも実践で活かせていない私が、点数計算の基礎力と実践力を付けるべく勉強した方法とおすすめ書籍を紹介します。


段階を経て身に付けよ!

「点数計算はアガリの形で覚える」というのが、早く計算するポイントです。そう聞くと、手っ取り早くアガリの形と点数を覚えればいい。符計算もポイントだけ抑えて覚えてしまおう。と思うかもしれません。
それが一番効率が良いように感じます。実際、試合においてよく出てくる点数計算は大体それでクリアできるとも聞きます。

ですが、その勉強法では一時的な記憶としては良いとして、長く麻雀を打ち続けていくつもりであれば曖昧な点が多く残ってしまいます。
その状態で、完全に麻雀に集中して打てるのか・・・私には難しいところ。
私のような数字・計算が苦手な人間にとっては、きちんと納得して理解して自分のものにしないと忘れてしまいます。
元々、数字に強い人であればポイントだけ抑えた勉強法だけでも問題ないのかもしれませんね。
そんな方は、「実践編」へお進みください。

私と同じく、数字が苦手だけど点数計算を覚えたいという人には、段階を経た勉強法をおすすめします。以下がその順序です。

・点数計算の仕組みをしっかり理解する
・点数計算一覧表の並びを覚える
・仕組みを理解した状態で問題を解く
・ポイントを押さえる
・ポイントを押さえた上で問題を解く

前半3つが「基礎編」、後半2つが「実践編」です。
それぞれ書籍を使って勉強します。問題も各書籍に掲載されているもので十分です。
それでは、基礎編・実践編のおすすめ書籍を紹介します。

基礎編「コバゴー式麻雀早覚え点数計算マスタードリル」

プロ雀士として有名な小林剛さん監修の書籍です。本のタイトル通り、点数計算の問題が沢山載っています。小学校時代の算数ドリルを思い出します。

ひたすら問題を解く・・・その前に、前半には丁寧な点数計算の仕組みについての説明がありますので、ここでまず基礎を理解してください。
この本で私が今でもよく見返すのは、「積み棒」「供託」についての項目。
ネット麻雀では、コンピューターが自動的に行ってくれるので意外と正しく理解できていない人をリアル麻雀で見掛けます。
積み棒でも点数が加算されるので、きちんと覚えておきましょう。

私はこのドリルを3周ほど解きました。問題は、よく出そうなものからレアなアガリまで載っています。実際の麻雀で申告できたら嬉しいけど、振り込んだら絶望的だな、と思いながら楽しく解きました。
冊子の裏表紙に「点数早見表」が付いています。手書きするなり、語呂合わせするなり、せめて50符までは覚えておくと実践でも困りません。

ここまでが基礎編の勉強法です。点数計算の仕組みを理解できましたか?
では、お次は実践編です。

実践編「書いて覚えて強くなる!麻雀点数計算魔法のドリル」

こちらも声優でありプロ雀士で有名な伊達朱里紗さんの書籍です。
コバゴー式と同じドリル形式ではあるのですが、こちらは少し違う形式のドリルとなっています。
完全な実践向けで「アガリと同時に点数計算が言えること」を目的にした内容です。本当によくポイントを押さえていて、このドリルを解きながら点数計算が早くなったことを実感しました。

コバゴー式のような、点数計算の仕組みの細かい説明は無いため最初の1冊として読むと理解しづらいかもしれません。基礎を理解した上で読めば、スイスイと読める上にこの本の良さがより分かると思います。
私もこの本と出会ったことで、点数計算に少し自信が付きました。週1の麻雀教室で早速点数申告するぞ~と楽しみにしています。

まとめ

まさか、大人になってから計算ドリルを解くことになるとは思ってもいませんでした。そして、つくづく算数をきちんと勉強しておけば良かったなぁと反省。たまに麻雀教室の大会に小学生が来ることがあるのですが、その時は「大人になってから一番使うのは算数だよ」と話しています。

学校の勉強と同じで、基礎を身に付けていれば応用がききます。麻雀点数計算も、面倒臭がらずに仕組みを理解しておけば試合中の色んな状況下でも落ち着いて点数申告ができると思います。
私も少しずつですが、スムーズに点数申告ができるようになってみせます!




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