28歳、はじめて「肌診断」をして事件が起こった話。
先日、友人に頼まれて「デパコス」を買いに行った際に起こった事件(大袈裟)について、書いていきたいと思う。
「肌診断」というものをご存知だろうか?
私は、知ってはいたものの、
「面倒くさそう〜」
「時間かかりそう〜」
「出先なのに化粧落とされてしまう〜」
などウダウダウダウダと思っていると
気がつけば28歳になっていた。(もうすぐ29歳(知らん))
まず1つ。絶対に早めにやったほうがいい。
自分の肌について知れるから。
でも正直こんな若者にアドバイスおばさんみたいなことをやりたくて今noteを書いている訳ではない。
本題に入りたいと思う。
まず、私は肌診断をするつもりはなかった。
しかし、友人の頼まれものを購入したらそのままジムに行く予定だった私は、奇跡的に「すっぴん」だったのである。
ずっとやってみたいな〜という思いはあったものの、
なかなか機会が訪れなかった私に、絶好のチャンスがきた訳である。
「是非肌診断やってみませんか?てかやらせてください!✨✨」
ああいうのって自分から言い出すのが恥ずかしい。
店員さんから声をかけてもらえて嬉しかったくせに、
「はあ、じゃあ…」
とかなんとか言って「店員さんがやりたいというならまあやってもいいけど感」を出した自分本当にウケる。ダサい人間すぎる。やりたかったくせに。
とまあ人間っぷりを発揮して始まった肌診断。
機械で肌をピッとスキャンしたり
テープで肌の何かをペリッと採取したり
カメラでピピっと撮影したり…
その感店員さんはずっと、私の肌をほめてくれていた。
「お姉さん、肌のキメ本当に細かい〜✨」
「お姉さん、スキンケアどこの使っていますか〜?✨」
「お姉さん、絶対評価高いですよ〜✨」
「お姉さん、最近診断した中で絶対に一番いい結果が出ます〜✨」
「これはセールストークこれはセールストークこれはセールストーク…みんなに言っているやつだからな騙されるな騙されるな…」
と心の中で唱えてはいたものの、
その呪文も虚しく、まんまと
「え〜そんなに言うなんて結果が楽しみ〜⤴️⤴️⤴️」
と、店員さんの言葉を素直に受け取り子チャンに変身していたのである。
店員さんが繰り返し言っていた「評価」は、
AからFで肌のレベル?が出るらしく、
「絶対この辺です!!!綺麗ですもん!!」
と、ランクのAとBのところを綺麗な爪でトントントン👆としていた。
もうここまで読んでオチが読めただろうか。
「いやそんなこと言ってFとかだったら凹みますって〜」
「いやいやありえないですよ!!!!」
「絶対にここ(A)かここ(B)👆ですから!!!」
「いやでも〜ry」
キャッキャ
キャッキャ
結果はD。
こんなにおもろいことはない。
本来なら
「いやDじゃないスか〜!!!期待させないでくださいヨオ〜!!!」
といきたいところだったが、
何しろさっき出会ったばかりの方
アンドそのノリが通じなさそうな方だったため、
何も言えずにモゴモゴしていた俺。
「なんか言ってくれ〜〜〜!!!!!!なんか言ってくれよお姉さん!!!!!自虐の準備はできてるよ〜!!!!!きてくれ!!!!!なんか言ってくれ〜!!!!!!」
私のこんな情けない心の声も虚しく、
地獄のような沈黙が続いた。
体感では10分くらい経過したように思えたが、
実際は10秒くらいだったのだろう。
地獄に耐えられなかった私が、
「うわ〜ショックですう。」
つまんない一言目を発すると、
店員さんは苦し紛れにこういった。
「でも限りなくAやBに近いDですから!!!!!」
と言った。
…え?
「いやそれはCだったら言えるけどDは無理よ!!??!?!?」
とお姉さんの優しすぎるがあまりに破綻した理論に
マンキンでツッコミを入れたかったのだが、
なんと私は
「ありがとうございます。」
と言っていた。
意味わからなさすぎるよ。会話できてなくて草。
ダサすぎる。なんてダサい人間。
ありがとうございますってなんだよ。
面白すぎる。
なんで絶対AかBですなんて言っちゃったんだよ店員さんよ。
多分今回の件で二度と言わないようにしようと心に誓った日になったろうな。
にしてもDって。
なんなら下の方じゃねえか。
でもAかBだと思わせるような肌ってことは良いことなような気もしてきた。
この事件を友人Eに話したら、
「まあ見た目がAかBってことじゃん」と言われた。
それな!!!!!!!!!!!!
持つべきものは友。
お姉さん、楽しませてくれてありがとうございました。
結論:見た目はAかBというのは嬉しい。
帰り道にビタミンのサプリを買って帰りましたとさ。
皆さんも是非肌診断をやってみてください。笑