外見をおしゃれに・素敵にした後に出てくる嫌な感情や思考

こんにちは、ダメ出ししないファッションロジック®スタイリストの土居コウタロウです。

2004年から個人の方へのスタイリストの仕事をしてきたので、その中で役立ちそうな内容を「note」しています^^

服装を磨き〔外見〕が良くなると心理的に〔心〕がしんどくなる人がいます。ファッションのことなのに、メンタルがしんどくなるのです。

このようなことが何度も起こるので、私たちはこの状態に名前をつけてみました。その名も「心の毒ヘビ」です。毒ヘビちゃんが中で暴れるのです。

服と心は関係無さそうに思いますが、実は繋がっているのです。現場ではそんなことがたくさん起こります。

服装や外見がとても良くなり、劇的ビフォーアフターのように大変身した人が、急に苦しくなり、元の姿に戻ろうとするのです。

そのお客様は最初来られるときは変身する気満々で来られます。「これでおしゃれになって、素敵になって楽しい日々にしたい!」と。そしてスタイリングサービスを真剣に受け、服と向き合い、自分の外見と向き合い、外見を磨いていきます。

「毒ヘビちゃん」はその成果が出た後のタイミングでやってきます。そしてこんなことをささやきます。

『そんなにがんばってどうするの?あなたが本当に心地良いのはダサい状態でしょ?』と。

更に『ちょっとダサくて、周りに小ばかにされているくらいがあなたにはちょうどいいんでしょ?』と言います。(今までの状態を思いだすようにささやきます)

他にもおしゃれにならない理由をささやきます。『昔お母さんが言ってたよね、自分のことにお金をかけてはいけない、貯金しないといけない。ましては服を着飾るなんて散財はしてはいけないのよ。』などと昔の話しを出してきたりします。

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不思議に聞こえるかもしれませんが、このようなことがたくさん起こります。スタイリストを始めた初期の頃は、なぜこんなことが起こるのかがわからず、とても悩みました。

素敵なスタイリングができて、本人も喜んでいたのに、なぜ苦しそうで、元に戻っていくのか?

この毒ヘビ現象を調べていくと、答えは心理学や脳機能学にありました。


次の記事では、その発見について書いてみたいと思います。もしあなたが同じような体験をされていたり、ファッションアドバイスの仕事をしているようならば、有益な情報になると思います。

では、今回はここまで。土居コウタロウでした。最後まで読んでいただきありがとうございました。



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