【アテンダントレポート】20代男性・かっこよくなりたい！ファッションビギナーがイメチェンに挑戦！PART2
みなさん、こんにちは！
アテンダントのDaiki Ogawaです。
UNIQLOやブランド古着屋での販売スタッフやバイヤー、ファッション誌の編集アシスタントなど、学生時代からアパレル業界の経験を積んでおりました。大学卒業後はコンサルティング会社で4年間勤め、現在は経営コンサル事業を主とした会社を経営しております。
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1.クライアントさんの詳細
・会社員の男性
・神奈川県在住、25歳
・身長167cm、ややぽっちゃり体型
1ヶ月前にアテンダントサービスをご利用いただき、すぐにリピート依頼を頂きました！嬉しい限りです。ありがとうございます！
前回のレポートはこちらをご覧ください！
2.コース内容
３時間コース
3.予算
3万円前後
4.アテンドしたエリア
原宿～渋谷
5.事前カフェミーティングの内容、要望
前回と同様、アテンド開始前に作戦会議をしました。
クライアントさんの服装はこんな感じ。
１回目のアテンドの続きとしてコーディネートが組みやすいよう、前回のアフターコーディネートと同じ組み合わせで来てくださいました。
ライトブルーのデニムとスニーカーはもともとお持ちだったもの。
ベージュのチェスターコート、ダークグレーのハイゲージニットは前回のアテンドでご紹介したもの。（ニットはアテンドの時間内に理想的なものに出会えず、終了後にネットでお送りしたものから選んで購入して頂いていました。）
ちなみに前回のビフォーアフターはこんな感じ。
目指したいイメージはカッコよく、シュッとした仕事ができそうな雰囲気。
前回はお話がメインだったので、全身コーディネートはせず、カジュアル要素が特に強いアウターとトップスを優先的にチェンジしました。デニムとスニーカーもカジュアル要素が強いアイテムですが、襟付きのアウター・無地のトップスに変えるだけでもスマートな印象に近づいたかと思います。
さらに目指すイメージに近づくために、今回はパンツとスニーカーを探していきます。
ショッピング前に雑誌を見てイメージを持つ
前回のレポートでは、ショッピングで失敗しないために、まずは雑誌やSNSを参考にして、どんなイメージになりたいか、方向性を固めることをオススメします。とお伝えしました。
そのことを踏まえ、前回もご紹介した男性ファッション誌の”MEN'S CLUB(メンズクラブ)”を見ながら、具体的にどんなアイテムを探していくか、改めてイメージを共有しながら膨らましていきます。
モデルさんや一般の方々のスナップを見ていくと、革靴を履いている人が多い印象を受けました。
これから目指すイメージにもピッタリなアイテムですが、今持っているアイテムに合わせることも考えるとTHE革靴だと活かしにくいかも…というお話になりました。
確かに、革靴はスーツとカジュアルの境界線が難しく、私服なのに仕事着っぽくなってしまったり、チグハグなコーディネートになってしまって履きこなすのが意外と難しかったりします。
今持ってるアイテムと合わせやすく、上品な印象を与えられるようなシューズとして、「革靴ライクなスニーカー」を選べば使う場面が増えて、きれいにまとめやすいのでは？と提案させて頂きました。
実際に履いてみた方がイメージが付きやすいということで、ショップをまわる際に試してみることにしました。
パンツは学生時代にスポーツをされていたということもあり、ももまわりがガッチリしていて筋肉質なので、体型に合ったシルエットがどういうものなのか、試着しながら選んでいくことに。
カッコイイ感じも出したいけど、気合が入りすぎた感じも嫌。
イメージが掴めたところで、ほどよく脱力感のある大人コーデを目指して、実際にショップをめぐっていきます！
6.ショップめぐり
パンツ選び
まずはパンツ選びから。
どんなタイプのパンツが似合うのか、最初に何着か試着して頂きました。
左から、スリム、ワイド、ストレートのシルエットです。
スキニーパンツの次に細いシルエットのスリムパンツは、脚の形にそのままフィットさせて履きこなします。悪くはないですが、ももまわりにシワが寄ってしまっていてキツそうに見えてしまっています。
全体的に幅広なワイドパンツは、メリハリがなく寸胴な印象に…こちらのシルエットは避けた方が良さそうです。
ラインが直線的なストレートパンツは、ももまわりにサイズを合わせると丈感とひざ下のサイズ感が合わずルーズな印象になってしまうので注意が必要です。どうしても…というときは丈詰めも可能ですが、大幅なカットは本来のパンツの形が崩れて綺麗に履きこなせない原因になってしまうので、なるべくオリジナルに近い形で履ける範囲がベターです。
どのシルエットのパンツも絶対ナシ！というわけではないですが、サイズ感的に窮屈そうだったり、今回なりたいイメージとは少し違うシルエットでした。
そこで、ももまわりやヒップがゆったりしていて、裾に向かって細いシルエットになっているワイドテーパードのシルエットをおすすめさせていただきました。
筋肉質で横に広く見えてしまう体型をカバーしつつ、他のシルエットのパンツよりも無理なく自然に履けています。足首まわりは細身になっているのでメリハリも出てスラっと見せることができています。
こちらのパンツはニット素材で作られていて、スウェット生地ほどカジュアルになりすぎず、都会的でこなれた雰囲気があるのが魅力的。
もともとお持ちのアイテムとも合わせやすく、カジュアル～きれいめと幅広く着まわすことができそうです。
セールで値下げされていて、定価の半額で購入することができました。
ジョガーパンツはジョギング向けに作られたもので、裾がリブになって絞られているのが特徴です。単体で見るとスポーティーな印象ですが、コーディネート次第でシックに履きこなすこともできる頼もしいアイテムです。
コーディネートの参考になりそうな記事をご紹介します。
スニーカー選び
続いて、「革靴ライクなスニーカー」を探していきます。
まず最初にシンプルな革靴から試してみて頂きます。
使いやすく、初心者でも挑戦しやすそうなベーシックな形の革靴です。
コーディネートのバランスを見ても悪くはないですが、靴のブラックとデニムの淡いブルーとのコントラストが強く、浮いて見えるような感じもします。このあたりは好みによって意見が分かれそうですが、今回は気合いの入りすぎていない脱力感が感じられるアイテムを探したいので見送ることにしました。
次に見たシューズはこちら。
コンバースのハイカットタイプのオールスター。アッパーはレザー、ソールはラバーで作られていて、まさに「革靴ライクなスニーカー」です。
オールブラックなのでパッと見た感じは革靴でシックで上品なアイテムですが、靴紐があることでカジュアルさが加わり、抜け感を作り出すことができます。
こちらも良かったのですが足に合うサイズがなく断念…
デザインとサイズが合うシューズがなかなか見つからず時間が差し迫る中、最後に向かったのは渋谷のMODI（モディ）の中にあるBingo（ビンゴ）。
ブランド品やヴィンテージ品を扱う古着屋さんです。
ここでついに掘り出し物に出会うことができました！
こちらのスニーカーはMaison Margiela（メゾンマルジェラ）のもの。
傷やダメージの無い、新品に状態の良いお品！
ご本人にもお似合いで、お手持ちのデニムとの相性もばっちりでした！
アッパー部分がブラックで、さきほどの革靴と色のコントラストは同じですが、こちらのスニーカーのほうが革のツヤが落ち着いていて、馴染みが良いように見えます。ソールと靴ひもが白いことで、ダークトーンのコーディネートでも重たくなりすぎずに履きこなすことが出来そうです。
かっちりしすぎた革靴でもない、ハードな印象になるブーツでもでもない、理想的な上品スニーカーが見つかったと思います！
定価で約80,000円ほどのスニーカーですが、なんと20,000円で販売されていました！今まで購入したアイテムよりも価格帯が少し上がりましたが、質の良いスニーカーということで、ご本人にも気に入って頂けました。
7.まとめ
今回のお買い物で、１回目のアテンドで揃えられなかったパンツとスニーカーを揃えることができました。
初回から目指したいイメージを共有しながら、体型と雰囲気に合うアイテムを見つけることができました。もともとの予算通り、合計購入金額は3万円程度でした。
最後に、購入したものを着てみて頂きました。
全体的にモノトーンカラーでまとめ、ベーシックなアイテムをベースに、トレンドアイテムのニットジョガーパンツとハイカットスニーカーで抜け感をプラス。気合いの入りすぎていない、肩の力が抜けたオトナな雰囲気漂うコーディネートに仕上がりました。
今回のビフォーアフターがこちら！
初回から今回までのビフォーアフターがこちら！
お店をまわるごとに洋服を見る表情がどんどん明るくなっていくのが印象的で、洋服選びを楽しんでもらえているようでこちらも嬉しくなりました！
初回のビフォーと比べて、目標のカッコよくシュッとした雰囲気にかなり近づいたかと思います。
最初の写真と比べると、姿勢もシュッとしていて堂々と余裕があるようにも見えます。服装が変わることで気持ちにも変化があったのが分かります。
今回は2回のアテンドでコーディネート一式が揃いました。
ゆくゆくはアクセサリーや小物も揃えたいとのこと。
春服、夏服も含めて、一緒に揃えていけたら嬉しく思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました！
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