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写真の使い方

今日は写真の著作権について書きます

前回は商標についてのやや重めなテーマだったので、今回は少し軽めな写真の著作権の話を。

デザインするときの写真の使い方

デザインのインスピレーションを得たり、イメージを固めたりするのに、PinterestやGoogle検索ってすごく便利ですよね。
ただし、写真の使い方にはやや注意が必要です。

写真には、撮影者の”著作権”があります。
学術的な話は置いといて、簡単にいうと著作権とは、”自分の作品を勝手に使われない”権利です。勝手に使った人に対して、損害賠償として金銭を請求する、使用を止めてもらう、といったことが可能になります。

Pinterestで見つけたイケてる写真をそのままプリントしてTシャツを作ってしまう、写真に写っている生き物のビジュアルをトレースしてテキスタイルを作ってしまう、これらはいずれも著作権を侵害するため、やってはダメです。

だったら、写真を少しアレンジしてデザインし直せばいいの?との疑問が浮かびますが、両者を横に並べてオリジナルからパクったのが一目見てわかる程度のアレンジでは、侵害していると判断される可能性があります。
ここらへんの境界線は非常に難しいですね。

ただ、当然ながら、撮影者のOKを得られれば、使用しても問題ないです。どうしてもデザインに使いたいという写真があるのであれば、撮影者の方にお願いして、利用のOKをもらうのも一つの手ですね。
その場合には、例えば、利益の5%を許諾料(ロイヤリティー)として、撮影者に支払うというような契約がなされます。

著作権フリーの写真を使う

余計なことを悩みたくなければ、著作権フリー(勝手に使用しても問題にならない)の写真を使うのが手っ取り早いです。
最近は、センスのいい著作権フリーの素材を公開しているサイトは色々あります。たとえば、「picture copyright free」などで検索すればいくつか出てくると思います。

私は、よくunsplashを使ってます。この記事のヘッダーもunsplashです。

以上、本日はデザインと写真のお話でした。


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