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- 感情ってどうして大切なの? -

今日も著書OWN ITの加筆修正になります!

”感情”ってすごく大切ですよ といつもお伝えしてるのですが、ちゃんとこのブログでお伝えした事がないので、書いてみました♪

よろしければご覧ください♪

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感情って、なんだと思いますか?

感情は自分自身なんじゃないか。そう思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
頭にかーっと血が上った時、怒りにまみれて怒鳴り散らす!そんな時は、“自分”というものがなくなり、感情こそが自分と感じているのではないでしょうか。

感情は自分を知るバロメーターではありますが、自分自身ではありません。ちなみに、思考も自分自身のように感じられると思いますが、そうではありません。思考でも感情でもない、ニュートラルな部分に自分がいるのです。(そう考えていくと、“自分”というものは“いのち”。もっというと“意思”や“願い”なのかもしれません)

頭に血が上りかーっとなって、訳もわからず当たり散らした。これはフィルターが自動的に立ち上がっている状態です。つまり、ビリーフ(方程式)のよって“解釈”が起こり、それによって感情が湧き起こっている状態です。
そしてその感情が自分と一体化してしまい、感情に任せて行動する。そのあとで冷静になって「ああ、あんなことするんじゃなかった」と思うのです。

私にもこんなふうに感情にのまれた経験はたくさんあります。例えばお付き合いしている彼からの一言でとても不安になってしまい、彼の意図や真実を確かめることもなく暴走してしまって、さらに追い詰めてしまったことがあります。その後で激しく後悔したり、

相手が何の気無しに言った言葉で深く深く傷ついて、猛烈な勢いで攻撃してしまって、反省する。そして、「今度からは絶対にしないようにしよう」と決意するにもかかわらず、また同じような事があると我を忘れて同じことを繰り返してしまう。そんなことがよくありました。

この後から出てくる冷静な自分っていうのは、いつも自分の中にあるはずなんです。でも、感情が一気に溢れてしまうと、その自分を見失ってしまうのです。感情に自分が乗っ取られてしまうのです。

頭でわかっていても前に進めない時、もしくはやってはいけないとわかっているのにやってしまう時は、こんな風に感情に乗っ取られてしまっています。

しかし、そうならないようにできます。それには、まずその感情と自分を区別して、そして、その感情を認めて抱きしめて感じてあげればいいのです。感情は小川と同じで感じると流れ出ていきます。

たとえば
『私は頭にきている』というのは、自分と怒りが一体になっているように感じられませんか?
それを、まず『私はこの感情を感じている』という認識に変えるのです。そうすると、自分と感情が離れた感じがしますよね。
そうやって自分と切り離し、それから、『そっか、そんなに悲しかった(辛かった、頭にきた)んだね』と寄り添って感じ尽くしてあげるのです。

また感情は、自分にとって何が大切なのか、何が嬉しいのか、何をすると幸せなのか、逆に何をすると嫌なのか、悲しいのか、頭にくるのかを教えてくれます。自分自身が何を大切にしていて、何が嫌だと思うのか、自分自身がどういう人間かを知る手がかりになります。

あなたが人生をかけてしたいことは、あなたがワクワクすることです。あなたが幸せを感じることです。あなたが満たされることです。
それを見つけるためには、感情を使って見極めていくことが必要です。

感情に振り回されない、自分が本当に意図するように生きるためにも、自分が心からやりたいことをやって生きていくためにも、感情を上手く扱えるようになることが大切なのです。

そのための第一歩は、自分が今何を感じているのか、いつも観察することです。そして、何かを感じたら(特にマイナスな感情)、それを自分の分身だと思って受け入れて感じてあげましょう。


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