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GuestHouse & Lounge FAROが出来るまで

はじめまして。福島県いわき駅前「La Stanza(スタンツァ)」のオーナーシェフ北林由布子です。スタンツァは東京からUターンして2004年にオープンさせました。東日本大震災、原発事故後は地元生産者さんと連携し、様々な活動をして来ました。そのかたわら、生まれ育った平三町目商店街を盛り上げるために活動を続けてきました。まちなかマルシェイベント「三町目ジャンボリー」の運営や、時にはまちなか手作り新聞を作ることも。そんな私がこの2020年4月「GuestHouse & Lounge FARO iwaki」をオープンさせます。・・・させる予定でした。

https://faro-iwaki.jp/

ご存じの通り、世界的コロナウィルス感染拡大のため、他業種はもちろん、たくさんの出会いや未知のコミュニケーションの場であるゲストハウスはその機能を発揮できない状況になってしまいました。

本当だったら、あと10日後グランドオープンでした。ギリギリまで状況を見て悩みましたが、やはりゲストハウス(宿泊)に関してはオープンを延期することにしました。1階のラウンジは時間を短縮して、アルコール殺菌など対策を実施しつつ、地元食材をふんだんに使ったお料理などお出しして出来る限り細々と続けて行こうと考えています。

せっかくここまで来たのに延期なんて、楽しみにして下さった方々もたくさんいるのに。この状況でも何か出来ないかと、思いつく限りのことをしていこうと思いました。「note」を始めるのもその一つです。

「いわき駅前にゲストハウスをつくりたい」と言うプロジェクトを立ち上げ、手探りで、でもたくさんの人に助けられながら、「出来っこない」と思われていたゲストハウスが「オープン」目前までたどり着いた経緯を書いてみようと思います。

プロジェクトの種が生まれたのは、実は6年も前の2014年6月になります。次回はそのあたりから。時に順番が違ってしまうかも知れませんが、思い出しながら書き溜めて行きたいと思っています。上記の絵は当時の私の中の妄想を、デザイナーの藤城光さんに形にしてもらったものです。想いが詰まったこの1枚から、ゲストハウスプロジェクトは本格始動しました。


関わってくださったたくさんの方と一緒にオープンをお祝い出来ないかわりに、お暇つぶしにお読み頂けたら幸いです。また、この後ゲストハウスや新規事業にチャレンジしたい人のお役に立てば嬉しいです。


宜しければサポートお願いいたします。頂いたお気持ちはコロナウィルス禍が過ぎるまでのFAROの維持費として使わせて頂きます!