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起業とは生き方のデザインである。

事業を作り始めると必ず聞かれることがあります。
特に投資家や、鋭い人からはこんな質問が出てきます。

『日吉さん、本当は何をしたいんですか?』

・・・そこで色々、真剣に考え始めるわけです。
#必要に迫られるとようやく人は本気になります

この事業で成功したいのは、なぜかというと・・

成功してお金を儲けたいから?
自由な生活をしたいから??
はたまた、安定した生活を送りたいから?
それとも、自己効力感を感じたいから?
いやいや、誰かを見返したいから?
本当に社会を変えたいから・・?
何を手に入れたい・・??

ここで本当に重要なのは、建前やきれいごとじゃなくて、本当の本音なんです。

なぜ本音が重要なのでしょう?

一言で言うと、
起業家にとって、事業がうまくいかないことより、「嘘つき」と評価されることが一番マイナスなんです。
嘘つきとまではいかなくとも、不誠実というのが一番まずい。

新しく始めたことが計画通りにいかないのは、周りの人からするといわば「当たり前」。
起業した本人は絶対うまくいくと信じ込んでいますが、周りから見るとそんなもんです。
実際にやってみて、現実にぶち当たって、方向転換(ピボット)するのは、ごく普通です。
そんなことで協力者や応援者との関係は崩れません。

むしろ、応援者や協力者、顧客との信頼さえあれば、セカンドチャンスがあります。
逆に、信頼を損ねたり、不誠実な人と判断されてしまうと、セカンドチャンスは確実に、ない。

起業家にとって、言い訳や誤魔化しは非常に悪手です。

なので大切なのは、大きくも小さくも見せないこと。
等身大の自分で、表裏なく常に誠実に挑むことです。

そのためにも、自分の本音をひたすら深掘りする作業はとても大切です。

自分の本音をひたすら深掘りする

具体的にどうしていくかというと、色んな人にとにかく話してみるということです。

事業の構想、事業計画、
事業のビジョン、
これまでの成果・実績、
そして、現在の課題。

事業の目的の深掘りをしていく。
『本当はこれがやりたかったんだ』ということが見つかっていくのと同時に、

自分は、『本当はこんな生き方したかったんだ』という解も手に入ります。

例えば、
がむしゃらに制作に没頭したい
事業を仕組み化して時間的自由を得たい
現場でみんなと汗を流したい
本当に社会にインパクトをもたらしたい
長年の社会に対する疑問や義憤を晴らしたい
などなど・・。

事業構築を通じて、自分の生き方を見つめる

つまり事業構築を通じて、自分の生き方を見つめることができるんですね。
そして、起業の周辺には壁打ちやアドバイスのプロが大勢います。
何かと教え、協力してくれる、親切な先輩起業家、エンジェル投資家たちもたくさんいます。

行政の支援施作。補助金。
地域の商工会。
起業家育成・支援プログラム。
こういったものには無料や割安なものがたくさんあります。
10万円単位の費用のかかる高額なものはお勧めしません。

さらに、
地域課題解決につながるソーシャルなテーマを設定することで、
共感者、協力者、応援者が一気に増えます。

力を貸してくれる人が多いほど、多くの共感を生むビジョンを持つほど、事業の具現化と成長のスピードは加速していきます。

ぜひ等身大のあなたに、起業を通じて出会ってください。


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