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世界一周を始めました【農業冒険記】

僕は2018年2月から2018年の10月末まで世界一周をしていた。

農家になろうと思っていた人間がなぜ世界一周に出たのか。
単純に世界を旅してみたかった。

毎日農業していて楽しい生活を2年ほど送っていた。農業をする生活や農家になることが嫌になったわけではない。普段から農業をして、休日は日本を旅していた。
隙間時間に世界のニュースや世界の農業をネットで漁っていたし、2月に1回ほど自宅に外国人を泊めていた。

僕が世界一周しながら農業をするのは普段の生活から見たらただの延長線上にあったモノだった。

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普段行う日本の農業が世界ではどうなのか。
日本国内のみの旅が世界中に広がるとどんなことができるのか。
外国人から聞く異文化を実際に体験したらどう思うのか。

2年ほど意識もせずやっていた習慣や趣味をレベルアップする時だった。
それが22歳の時突然にやってきた。

結構色んな人からは『世界一周っていつからやりたかったの?』と聞かれる。長期的な思いと思われがちなのが世界一周。
しかしそれを決めたのは出発の5ヶ月前。

5ヶ月前にインスタグラムを見ていたら世界一周をしている人達を見つけた。最初はテレビの海外ロケ感覚で人ごとのように見ていた。それが1ヶ月ほどしたら結構誰でもできるんだ。と客観視しながら思っていた。

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多くの人は自分探しの旅やバカンスをする人達で多かった。僕は農業をしたい気持ちがあって自分探しもバカンスも無縁と思っていた。それに自分探しで世界一周するのって古臭いなと思っていた。
どちらかというと世界一周をすること自体に良いイメージがなかった。

しかしながら色んな世界を見てみたい気持ちは無いわけでなかった。それに日本のパスポートは色んなところを旅できる。日本の通貨は世界的に見て信用があって高い。

正直世界一周をするのには色んな要素がある。1つこれが理由でというわけはない。そんな簡単には決められなかった。

でも、ある時あるひとつのことが頭に浮かんで直感で行こうと決めた。

唯一無二の存在になる。

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それが最後の決め手。

当時というか、今もいないと思うが世界一周しながら農業してる人がいなかった。
農業旅人みたいな感じで世界一周すれば、それは自分だけにしかない称号で他には付けられない名だと思った。
非常にシンプルで幼稚な理由だけど僕はそれが原動力になって行動した。

それでは次の回で。
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