香川県さぬき市でのオクラづくり
栽培する品種
【スターオブデイビッド】(2023年8月23日自家採種1回目)
【クレムソン・スパインレス】(2024年、ミニトマトの種を購入したときにおまけでもらう)
→【ブラックチェリーミニトマト】の種を購入するとおまけでついていた種。
基本情報
オクラの原産地はアフリカで、日本には江戸時代末に渡来した。暑さに強く、真夏でも次々と花を咲かせて実を結ぶため、夏場の大切な野菜の一つになっている。生育適温は23~28℃と高温を好む。
栽培のポイント
・アオイ科フヨウ属
・直まきの場合、発芽後の鳥害を防ぐため、トンネルかけしておくと安心。
・1か所3粒まきにして育て、倒伏を予防する。
・成長しすぎると硬くなるので、こまめに収穫する。
肥料について
肥料はなくても育つが、元肥を入れてもよい。追肥をするなら実がなりはじめる頃に施す。
種まき(5月下旬)
梅雨の走りの頃の直まきがおすすめ
種まき前に24時間、浸水させておくと発芽しやすい。
直根で移植を嫌い、直まきでよく育つ。発芽適温は25~30℃と高いので、地温が十分に上がってから種をまく。
1か所3粒まき。間引きはせず、3株で育てるとお互いに支え合い、強風でも倒れにくくなる。
種を土の中に、人差しの第1関節まで押し込む。その後、覆土して鎮圧する。
発芽直後は鳥害に気をつける。予防にはトンネルをかけておくとよい。
2024年
2022年
管理作業(6月上旬~下旬)
種まき後は草負けしないよう周囲の草刈りと草マルチをするだけ。特別な手入れはいらない。
追肥をするなら、株の勢いがついて生長する頃がよい。実がなりはじめる前、株が生長する時期は、チッソやタンパク質が必要になる。
収穫(7月上旬~8月中旬ごろ)
オクラの花は、野菜の花のなかでも大輪で美しい。自家受粉するので、人工受粉はとくに必要ない。
【ダビデの星】は、5~6cmくらいが収穫適期。最初の実をとったら、その下の葉すべて、2番目からは実の下の1枚を切る。わき芽や下葉があると、そちらにエネルギーが使われ、実のつきが遅くなる。
「収穫と同時に実の下の葉を落とす」とあるが、落としすぎても光合成がしにくくなるため、バランスをみて行う。枯れた葉を切るくらいの意識でよい。
種とり(8月上旬~下旬ごろ)
下の方の充実した実数本を完熟させる。下の莢を完熟させても上に成り続けるので大丈夫。完熟し、枯れたらよく乾燥させ、莢から外す。硬いので、袋に入れてゴム底の靴で踏みつぶすと良い。
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