香川県さぬき市でのスイカづくり
栽培する品種
【夢枕】(2023年8月23日自家採種2回目)
栽培のポイント
・ウリ科スイカ属
・地温が上がる5月まきが育てやすい。
・発芽後の鳥害をトンネルなどで予防する。
・自然栽培では摘芯せずに育てるが、有機栽培で葉やつるが茂りすぎる場合は摘芯する。
肥料について
無施肥でも育つが、開花してぐんぐん生長する頃、追肥してもよい。
種まき(5月中旬にポットまき)
気温が上がる5月の育苗がおすすめ
128穴プラグトレイ育苗
ポット育苗
ポットに育苗土を入れる。スイカは酸性を好むので、ポットの底はくん炭は入れず腐葉土を3cmくらい入れる。
まき穴を3か所、2cm深さまであける。種をまき、覆土、鎮圧する。たっぷり水やりして育苗する。
双葉が出たでた頃、生育のよい2本を残して1本間引く。
植えつけ(6月上旬)
本葉2~3枚になたら植えつける。前日たっぷり水やりしておく。株間は1cm。本葉4~5枚までに生育がよい1株を残して間引きする。
追肥をするときは?
開花がはじまり、株の生長に勢いがついた頃、追肥してもよい。
管理作業(ぐんぐん伸びる前に)
つるがからまりやすいように、畝間にシートや敷きワラを置く。
人工受粉はしなくてもよい。
つるや葉が混み合うほど生長する場合は、子づるが3本出たら、親づるを摘芯する。
果実がソフトボール大になったころ、果梗部を上にして変形を防ぐ。1番果収穫後、草勢が安定していれば2番果を着果させる。株あたり7~8果収穫を目指す。
ポイント
気温が高くなりすぎると、実が割れてしまうことがあるので、刈草で覆う。防鳥効果にも期待。
収穫(7月下旬~8月下旬頃)
完熟したものから収穫する
実がついている近くのひげ根をチェック。ここが枯れたら収穫どき。受粉後40~45日が目安。
ひげ根が枯れ、つるを持つと自然に外れるタイミングが完熟。叩くと鈍い音がする。
種とり
生育がよい株で育ち食べておいしかったスイカの種をとる。
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