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不器用だけど家事やってます

こんにちは。私は現在、基本的に半径200メートル以内で生活が完結しているせいか最近は特に実になるようなネタがありません。ですので、本日は…いや本日も中身のない話をします。すみません。概要はタイトル通り「私のようにめちゃくちゃ不器用でも家事はできますよ」という話です。

私は、昔っから家庭科が大の苦手でした。

中学の被服実習の授業では、ズボンをミシンで縫う時に、糸だけではなくズボンの生地ごと縫い台の中に巻き込んでしまい、家庭科の先生が「どうやったらこんな事になったの!?」と頭を抱えてしまいました。

同じく中学の調理実習の授業では、私の包丁の扱い方があまりにも危なかったらしく、同じ班のクールビューティーな女の子から物凄く心配され、まるで3才児に対するお母さんのように優しく丁寧に付きっきりで教えてくれました。

ちなみに両方とも捏造や脚色はなく100%実話です。私の不器用エピソードは家庭科以外にもありとあらゆるバリエーションに富んでいるのですが、挙げだすとキリがないので後々のネタに取っておきます。

ついでに実家の台所に立った回数も数えられるほどしかありません。カレーすらロクに作れず、パッケージの作り方通りに作ったつもりなのに水を入れ過ぎたためにシャバシャバを通り越してスープカレーのようにサラサラになりました。

そんな私ですが、現在は主婦としてなんとか家事をやっています。

今はスマホひとつで何でも検索できるので実に便利です。食材の名前だけで検索すれば様々なレシピサイトから美味しそうなメニューを引っ張ってきてくれます。包丁の持ち方や、野菜の切り方から写真付きで丁寧に教えてくれるサイトもあります。ネットのある時代に生まれて本当によかった。

おかげで、レシピ通りに作れば大体失敗しなくなりました。レシピ通りに作ってるんだから当たり前だろと言われそうですが、それでも時々失敗はしています。主に、食卓を共にする夫が被害を被ります。先日作った海老のビスクスープは何だかザリガニの味がしまして、自分の作った料理を食べて自分で吐きました。地産地消というやつですね(違う)

料理以外も、掃除や洗濯やアイロンがけのやり方なんかもネットで検索すればすぐに出てくるので本当に助かってます。スーツにアイロンをかける時は当て布をするものだということも最近初めて知りました。うっかり直接アイロンをかけてテカテカにするところでした。

信憑性のない情報を鵜呑みにして失敗することもありますが、それもまた経験値でしょう。ボタン付けとか縫い物は苦手です。夫にボタン付けを頼まれた洋服があるのですが、かれこれ2週間以上放置しています。

そんなわけで、私にとって家事とは当初はとんでもなくハードルの高いものでしたが、やれば何とでもなるということが分かりました。もちろん他所様に手料理を振舞うとか、家族以外の誰かに見せる前提でやる家事とは全く別次元ですよ。あくまで身内の中でやるのに限った話です。

でも、プロとして家事サービスを提供している方や、プロでなくてもお料理が得意で、人を家に呼んでおもてなしされている方などは本当に尊敬します。小さい頃は、自分もいずれ家庭を持ったらそうなるのかな…なんて思っていましたが、現実は甘くなかったです。こればっかりは自分で意識してやらないと身に付きませんね。

とりあえず私の今年の目標は、レシピを見ないで作れる料理を増やすこと。恥ずかしながら現在は目玉焼きとゆで卵くらいしかできませんので…