見出し画像

ドス黒い自分と痛い過去のお焚き上げ

こんにちは。今日も洒落にならない暑さですね。肌が灼ける…というよりも直火で焦げそうな感じです。私の分厚い皮下脂肪が。チリチリと。

自分のアメブロを閉じた

少し前に、10年近く前まで書いていたアメブロを閉鎖しました。
その日は暇で暇でしょーがなくて時間を持て余していたのですが、部屋の掃除をするほどのやる気はなかったのでネットをダラダラ見ていて、そのうち思い出したように古いアカウントの整理を始めました。

一度しか利用しなかった通販サイトのアカウント、作ってみたものの結局稼働しなかったTwitterの別アカウント、よくわかんないけどとりあえず登録していたアカウント…それらに混じってアメブロのアカウントはありました。
うろ覚えのIDとパスワードを恐る恐る入力し、なんとか無事にログイン成功。
アカウントを削除する前に、過去の日記にひととおり目を通しました。

ドス黒くて醜い私のなにがしか

ブログを一番更新していたのは、大学生活終盤から社会人1年目の頃でした。

アメブロを始めた理由は、noteのような「文章が好き」という純粋な理由でも、芸能人のアメブロ流行に乗っかりたかったわけでもなく、実は当時付き合っていた彼(現在の夫)の元彼女に対する嫉妬というとんでもなくドス黒い動機でした。

元カノさんはプリクラで見たり実際に遠くから見かけたこともあるのですが、私とはまるで違う小柄で華奢で黒髪ロングヘアーの似合う清楚系美女、そして間違っても男性の前で「う○こ」とか言ってギャハギャハ笑うタイプではありません。
なので当時の私、元カノさんに対してかなりコンプレックスがありました。そしてその頃に元カノさんのブログも発見しました。見つけ出したのは私の執念です。自分で書いてて恐ろしいです。

自分の気持ちをストレートな表現で分かりやすく、だけど丁寧に綴る彼女の文章を読んでいるうち、「いやいや私だってこれ以上のもの書けますし」と、私のジェラシイという名の腐った感情がメラメラ。要するに元カノに張り合ってブログ書いてたワケです。女ってこわい(他人事)

直視できないほど痛い私のなにがしか

そんな当時のブログを先日改めて読み返したわけなのですが、元カノより優位に立ちたい一心で書いていたにもかかわらずそのクオリティは残念ながらどっからどう見ても元カノ以下だったのです。

具体的に何を書いていたかというと、当時は就職したばかりの頃だったのでこれからの仕事への意気込みとか希望だとか、職場の会う人会う人に対して「この人すごい!私もこの人みたいになれるように頑張ろう!!」といちいち感動しては文章に綴っていました。
ちなみに実際はこんなストレートな書き方してません。もっと回りくどい、何というか「いつまでもフレッシュなマインドを忘れず明確なヴィジョンを持って邁進していく」みたいな、俗に言う悪い意味での意識高い系な文章でした。ただただ、痛い。

読み返す前は「せっかく自分の書いたものだし残しておこうかな♪」なんて考えていたのですが、読み終わった後の私は気付いたら指が勝手に動いてアカウント削除の操作をしていました。当時の彼(現:夫)にしかブログの存在を伝えていなかったのがせめてもの救いでした。あ、でも今思えばやっぱり「これだけ恥ずかしい文章を公開していた」という、今回の記事の参考資料として取っておけばよかったかもしれない。

そんなわけで私のアメブロのアカウントは跡形もなく消え去ったのですが、振り返ればあの頃は、自分が初めて「不特定多数の人に向けて自分の文章を公開する」という行為に挑戦していました。
そういう意味では、現在こうして書いているnoteの原点だったのかもしれません。とはいえ実際は特に周囲に宣伝などもしていなければアメブロ上で繋がっている方もいなかったので、誰に宛てるでもない独り言を呟いていたに過ぎませんが…。
あれから何年も経ち、今の私の文章力はあの頃より少しはマシになったかなと思います。
過去の自分に対してブログの添削をしてやれればな…とか思ったりしますが、まあでもあの痛ブログがあってこその今な自分な気もするので、ここで供養して心の中にしまっておくことにします。
読んでくださった方は、私の至極どうでもいい自白に付き合ってくれてどうもありがとうございました。

おまけ

これ書いてから寝たら夢の中に元カノが現れました。5分ほど会話した(しゃべったことないのに)