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僕が結婚相手に求めた3つの条件

以前にもnoteに書いたことがあるが、我が家はマッチングアプリ婚である。

アプリ婚に限らずネットやtwitterでは奢る奢らないや、普通の人でいいなど論争が多く巻き起こっている。自分は幸運にも?一瞬でアプリを退場したが、その前の長きにわたる「いい人がいれば結婚したいよね」期間も含めて、付き合いたい(≒結婚したい)人に求めていたのは3つの条件だ。

  1. 食べ物の好き嫌いが少ない

  2. お酒を飲むことが好き

  3. 都会の喧騒を離れる旅行が好き

もちろん他にも条件はあるにはある。タバコを吸わないとか、性格が合うとか、もちろん見た目も好ましいに越したことはないし、年だって近い方がいい。でもまぁこの辺の条件ってだいたいみんな同じで、あくまで3つの条件は「他の人とはちょっと違う切り口として」希望していた条件になる。

1.食べ物の好き嫌いが少ない

僕は嫌いな食べ物がほとんどない。小さい頃は苦手な食べ物がいくつかあったが、大人になってから食べるとあれ?美味しくない?と思って一般的に食卓に挙がるものについては凡そ嫌いなものがない。

そうなると、例えば生魚が食べれないと言われるとお寿司を食べに行けないし、キノコがダメだと言われたら鍋には何を入れればいいんだろうと考えることになる。

これが例えばホヤが無理とか、アボカドが食べれないみたいなピンポイントな食材であれば家で何かを食べるにしても外食するにしても回避する方法はあるが、食べ物のジャンルを潰すような嫌いな食べ物があると相手が我慢するか自分が我慢するかになってしまう。

夫婦でどこかに遊びに行ったり、外食するようなときにそういうことを考えずに、何でも美味しいと言えるような関係性がいいなと考えていた。

2.お酒を飲むことが好き

これも一言で説明することは難しい。
自分自身お酒を飲むのは好きだ。ただしいわゆるパリピウェーイみたいな騒がしい飲み会は好きではない。あくまでしっぽりと、肴に舌鼓を打ちつつゆっくりと飲むのが好きなのだ。

「お酒を飲める」ではなく「お酒を飲むのが好き」という人は意外と女性には(今は男性にも)少ないと思う。付き合いで1杯2杯飲めますよ、というわけではなく一緒にお酒を飲んで楽しめる人が良かった。

酒癖の悪い人や、前後不覚になるまで飲むような人ではなく、夕涼みしながらビールを飲んだり、日本酒片手におでんをつついたり、楽しくお酒を酌み交わせるのが理想だな、と思いこの条件を挙げていた。

3.都会の喧騒を離れる旅行が好き

これも完全に自分の趣味に寄っている。僕は旅行が好きだが、都市部やリゾートでラグジュアリーに過ごす、みたいな旅が得意ではない。自分の身をどこに置いて良いかわからなくなるからだ。

だから旅の行き先は離島や、山や、その他自然が多いところが主だ。行った先々で地元のスーパーに入って名物を買って食べて、温泉に入ってゆっくりする。特に東京で働いていたころは通勤ラッシュやビル群に辟易としていたので、とにかく旅行には癒しを求めていた。

そもそも旅行が好きか、旅行が好きだとして、僕の好きな旅を相手も好ましいと思ってくれるのか、ということを条件としていたが、結果的に旅行を刷れば現地でいろいろ食べたり飲んだりしたいので、これは1と2の条件も少し含んでいる。


いやいや別にそれぐらいの条件に一致する人なんていくらでもいるでしょ?と思うかもしれないが、意外と少ないんですよね。苦手な食べ物がある人は結構いるし、お酒も付き合いでは飲むけど好んで飲むわけじゃないという人もやっぱり多い。

そうなると、なんか自分だけが楽しんでいるような、突き合わせてしまっているような気持になってしまうので、できればいろんな所へ出かけて、楽しく飲み食いできるような人がパートナーであれば一番いいな、と思っていたのだ。


妻とはアプリ上で知り合ってすぐに食べ物飲み物の話で盛り上がった。「(当時冬だったので)今の季節だと熱燗とかもいいですよね」とLINEしてきた妻に「お、いける口ですね!」と返したのだがその返しが新鮮で面白かったらしい。

会って喋ると、食の好みが驚くほど一致していた。
何にでもポン酢を食べる、寿司ではガリを多めに食べる、好きなカップラーメン、定食屋で選ぶメニュー、そんな話で盛り上がるのが楽しかった。

最初に書いたように、相手に求めた条件はこの3つ「だけ」ではない。でも、この3つの条件が自分にとって重要な条件であったことは間違いない。

さて、今日の夜は何を作ろうかな。

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