永久不滅白昼論
消えない空と宇宙は時をかけて絵になる。
厳しくも正しい世界で醜い私たちは宙に浮かぶ。
無防備な浮遊感、得体の知れない存在の私たち。
歳月を経ても繰り返される未来絵図とは何か。
努力も知恵も身体能力も無駄になる組織構図は、私たちを無味無臭の無害ロボットへと改造している。
敵と戦えど、一瞬の高揚と共に消える汗。
虚像は彷徨う私たちを捕まえて離さない。
地に落ちても光を浴びても、どうせ血肉は土へ還る。
とにかく前を向け。
過去は血となり、現在は足となり、未来は脳みそとなって私たちを作り上げていく。
そして結びが永遠を紡ぐその時。
私たちは無限を手にする。
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