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本のレビュー

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読んだ本のサマリーを記載しています。
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ファンベースを読んで

少数のファンが売上の大半を支えていて、ファンのLTVを上げていくことが収益の安定・成長に直結するということを教えてくれた本。特に日本においては今後人口減少&高齢化などで新規顧客の獲得がどんどん困難になっていくと想定されるため、この考え方が非常に重要だと感じた。

たった少数のファンにアプローチしても、そんなに大きく収益に変化はないのではないか?と感じられるかもしれない。でもそれは間違いだ。

この

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世界標準の経営理論を読んで

本当に様々な経営理論が含まれている本だった。自分が読んだいくつかの本のまとめをしてくれているような感じで、これさえ読めば一旦OKとほぼ言い切ってもいい気がする。もちろん、より詳細な中身を知りたい場合は各書籍を手に取ってもらった方がいいが、辞書として使うとよいと思った。そこでその中でも特にまとまっていたところを抜粋していきたいと思う。

まずは競争環境といっていい条件5つがこれだ。当たり前だと思うか

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フルライフを読んで

充実な人生を送ることが重要という本で、AorBの選択の後悔、AandBの双方中途半端の後悔。どちらもなくしていくことが大切。また常に信頼を得ている環境にいることも大事で仕事・人生・家族の3つを常に確認すべしと書いてある。

また、人生は3つの期に分かれ、ハードワーク期、ブランディング期、アチーブメント期となっており、それぞれで信頼を得ていく先が変わってくる。

ハードワーク期(20~35)では、「

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1兆ドルコーチ

人が全て

→あらゆるマネジャーの最優先課題はメンバーの幸せと成功

メンバーと議論すべきTOP5を常に1on1で聞くべし(まずは雑談から入る)

加えて、

①職務に対するパフォーマンス(KPIなど数字や定量に関するもの)

②他部署との関係性チェック

③成長に向けたイノベーションを考えているかチェック(世界や他社との比較)

→次にマネジャーにとって大事なのはチームワーク

正しく勝つために

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日本人の勝算

今後も人口減少とデフレが続く日本は「いいものを安く」という習慣を変えていき、価値をお金にしっかり還元する社会(高付加価値、高所得)に変えていくべきというメッセージ。(資本主義と社会主義が混じりあってねじ曲がっている)

そのために、

①最低賃金を定期的に高めていき(イギリスのように)、新しい社会に対応できるよう所得を作ってもらう

②生産性を高めて高付加価値のものを作り、輸出する(そうすれば生産

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