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【資産形成において家計簿をつけるべき理由とは?】

資産形成をしていく上で、
避けて通れないのが家計管理です。
でも家計管理って、お金の計算をしたり、
家計簿を付けたり、面倒ですよね。
 
「あ〜あ、景気の良い時代に生まれていれば、
家計簿なんかやらなくても済んだのに」

などと考えている人はいませんか?
 
確かに、高度成長期の日本では、
特に資産形成をしなくても、
お金を銀行に預けておくだけで
金利が付いてお金が増えたのも事実です。
 
では、日本の好景気を生きた人々の
現在の貯蓄額を見てみましょう。
 
総務省統計局の「家計調査報告書(令和3年)
詳細結果(二人以上の世帯)」によると、
70歳以上の世帯(195万6775世帯)の
貯蓄額1位は4000万円以上で33万4458世帯、
2位は3000万円以上で17万7626世帯ですが、
3位は貯蓄が100万円未満の世帯で、
16万7923世帯もありました。
実のところ、貯蓄が1000万円以下の家庭が
全体の4割近くを占めていたのです。
 
この数字を見る限り、どうやら貯蓄額は、
景気とはあまり関係がないようです。
結局、意識して資産形成をしない限り、
お金は貯まらないということです。
 
貯蓄には、家計管理が必須です。
不要な支出を削り、余剰金を生み出すためには
何にいくら使っているのかを
把握しなければなりません。
 
ここまでの話で、家計管理の重要性は
ご理解いただけたと思います。
実際に、家計管理をするに当たっては、
事前準備が必要です。
 
《家計管理を始める際の事前準備》
 
1、将来必要な金額はいくらなのか?
2、その資金をつくるためには

月々、いくら貯めればいいのか?
 
詳細は、ご本人の希望や現在の資産状況など
によっても変わりますが、ここでは
「65歳で5000万円から8000万円の資産を築く」
ことを前提に話を進めます。
 
統計データによると、現在65歳以上の世帯は、
月に約36万円の生活費がかかっています。
ここから年金を考慮し、差額で
年間300万円の生活費が必要だとしましょう。
 
老後資金をつくるために毎月、積み立てを行い、
それを年利6%で運用した場合、
65歳で8000万円に到達するには、
20歳で月約3万円、30歳で月約5万円、
35歳で月約7.5万円を積み立てていけばいい、
という計算になることが分かります。


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