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スパイスを使った夏におすすめのレシピ

冷房で冷えた屋内と暑い屋外を行き来することで、温度差があり、自律神経を乱しやすくなります。

自律神経が乱れると、体温調節が出来なくなり、「体がだるい」「食欲がない」「疲れやすい」「寝不足」などといった体調不良が徐々に起きてきます。今回はそんな夏バテ気味の時の料理にお使いいただきたいスパイス「クミン」をご紹介致します。

クミンとは、エジプト原産のセリ科の一年草であり、クミンシードとはその種子のことを言います。強い香りとペパーミントのようなスースーとした味わいやほろ苦さが特徴でカレーなどによく使われます。古代エジプトではミイラの防腐剤として防腐防臭に使われていたと言われています。

そんなクミンですが、この時期にとっても嬉しい効果があります。胃腸にたまったガスを分解し、お腹の張りや腹痛を和らげ、食欲増進や消化促進の効果があります。

また、香りが神経を落ち着かせ、気分をリラックスさせる効果も期待できるんです。胃腸が弱って食欲が出ない、なんとなく胃腸が疲れてる、そうなりがちなこの時期にぜひおすすめです。


<かぶのサブジ>

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【材料】

かぶ 1個
クミンシード 小さじ1/2
フェンネル 小さじ1/2
油 少々
塩 少々


<作り方>

1.かぶは皮付きのまま使うのでしっかり洗い、くし切りにする。
2.フライパンに油を引き、クミン→フェンネルの順で入れる。
3.香りが立ってきたら、株を入れ全体に油がまわったら蓋をして蒸し焼きにする。
4.かぶに火が通ったら、岩塩をふる。
5.少し焼き目がついたら出来上がり。


<Point>

野菜はお好きなものをお使いいただければ大丈夫です!キャベツやブロッコリー、じゃがいももおすすめ。



<クミン香るトマトソース>

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【材料(2人分)】

ベーコン 50g
玉ねぎ 1個
なす 1個
ピーマン 2個
しめじ 1/2パック
にんにく 1片
トマト缶 1缶
ローリエ 1枚
クミンシード 小さじ1
塩 小さじ1
水 200ml
オリーブオイル 小さじ1


<作り方>

1.ベーコンは1cm幅にカットする。玉ねぎは薄切り、なすは小口切り、ピーマンは細切りにする。しめじはいしづきをカットし、ほぐしておく。にんにくはみじん切りにする。
2.鍋もしくはフライパンにオリーブオイル、にんにく、クミンシードを入れ、火にかける。香りが出たらベーコンと野菜を入れて炒める。
3.全体に油がまわったら、トマト缶、水、ローリエを入れて、10分ほど煮て、最後に塩を入れて味を整える。


<Point>

パスタソースにしても美味しいですし、ベーコンを鶏肉に変えて煮込み料理にしてもOK!


どちらもいつもの炒め物や煮込みにクミンシードを加えるだけで簡単に出来るので、ぜひお試しくださいね。




By AZUSA OSUMI
身体の外側内側から健康をサポート。
食で体内環境を整え、ヨガで身体のコンディショニングを整えていただきたく。管理栄養士としてレシピ提案や栄養指導、ヨガインストラクターとしてスタジオレッスンを行っている。またアーユルヴェーダ栄養学の勉強をし、個々の体質にあった生活スタイルの提案もしている。

大角さん


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