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飛び込み営業マンから学んだこと

みなさんは、普段の生活で営業を受けることはありますか?最近は飛び込み営業も減ってきていますが、住んでいる環境や地域によっては、まだまだ営業を受けることも多いのではないでしょうか。

今回は、私が以前経験し、とても不快に感じた営業についてお話ししたいと思います。愚痴のようになってしまいますが、この経験を通して自分の大切にしている価値観に気づくことができたので、よかったら読んでください!


ある日、仕事を終えて自宅でゆっくりくつろいでいると、インターホンが鳴りました。

ドアを開けると、20代中盤くらいの男性が立っていました。話を聞いてみると、「不動産営業でこの地域を回っている」とのこと。正直、住宅購入には全く興味がなかったのですが、彼の強い情熱を感じたので、少し話を聞いてみることにしました。

雑談をしていると、以前神奈川に住んでいたことや、私の大学の最寄り駅(かなりマイナーな駅)に行ったことがあるという話から、少し親近感が湧いてきました。

帰り際に彼は、「今作成中の資料があって、次回それを持ってきてもよいですか?」と尋ねてきました。30分ほど話を聞いていましたが、正直、全く興味はありませんでした。しかし、ここまで一生懸命だったので、「資料を配るノルマがあるのかな?協力できることがあれば…」と思い、日程調整をしました。

後日、時間通りにインターホンが鳴り、今度はその営業の方に加えて、上司と思われる方も一緒でした。

その瞬間、「え?資料だけじゃなかったっけ?」と驚きましたが、せっかく来てくれたので、話を聞いてみることにしました。

15分ほど、住宅購入のメリットや様々な説明を受けましたが、私の気持ちは全く動きませんでした。説明が終わって断った後も、同じような説明が繰り返され、全然諦めてくれない。少しイライラしてきました。

最終的に、その営業さんは「では、次回別の資料でまた説明させていただいてもよろしいでしょうか?」と言いましたが、私は住宅購入に興味がないのでその提案も断りました。これ以上、興味のないことに時間を使う気にはなれませんでした。

すると彼は、「ちょっと話を聞くくらい、いいじゃないですか?」と言ってきました。

この言葉に、私はひどく憤りを感じました。なぜなら、この言葉は私の時間を軽視する発言だと感じたからです。「あなたの時間は大した価値がないので、少しくらい良いのでは?」と言われているように感じました。

こんなにも時間に対する価値観が違うものかと驚きました。その営業さんは業務時間中に説明を行い、給料も発生しているかもしれませんが、私は休みの貴重な時間を使っています。なぜ自分の自由な時間を使って、興味のない話を聞かねばならないのかと考えました。

今回の経験を通じて、私は3つのことを学びました。

1つ目は、私は時間を非常に大切にしているということ。だからこそ、他人の時間を無駄にしないように心掛けたいと思いました。遅刻はもちろんのこと、まとまりのない話をダラダラ続けることも控え、端的に伝えようと思いました。

2つ目は、中途半端な優しさは、結果的に双方にとって不幸を招くということ。今回のような営業において、最初から興味がないことをしっかりと伝えていれば、こんな事態にはならなかったでしょう。だからこそ、興味がないことはしっかりと断るべきだと感じました。

そして3つ目は、自分の価値観や優先順位を明確にすることの大切さです。自分にとって何が重要かを理解し、それに従って行動することで、時間やエネルギーを無駄にせずに済みます。

他人の期待や熱意に流されるのではなく、自分が本当に大切にしていることに忠実でいることが重要です。そして、相手に対しても最初から誠実に自分の気持ちを伝えることが、実は最も親切な対応なのだと気づきました。



ここまで読んでいただき、ありがとうございました。これからも日常での学びを記事にして共有していきたいと思いますので、応援よろしくお願いします!



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