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NISAの前に、「投資」を知らない事自体がリスクですから!

岸田政権の肝いり「資産所得倍増計画」のプランにある
「NISA」の拡充・恒久化。

これどういう事!? 何? 投資? じゃーもう関係ない!

って思われた方も多いだろう。

無理もない。市場調査では、家計の金融資産における投資関連(「債務証券」「投資信託」「株式等」の合計)の割合は
16%という結果です。(MMD研究所)

株は怖い!リスクがある!破産する!儲からない!難しそう!分らないからやらない!等といったネガティブなご意見をお持ちの方も多いだろう。

ちょっと待ってください。

2022年、日本国民のほぼ全員が金融の危機に晒された、いや現在も晒されている事はご存じだろうか?

「円安」

結果的に輸入コストが上昇し、電気ガス代も上がり、食品、運送、あらゆる物価、サービスが高騰中です。
これをリスクと言わず何と言うのでしょう。

これは円だけが弱いのではなく、ドルが強くなり、世界経済に影響を及ぼしている一つの結果に過ぎないのです。
そしてこのリスクはこれからも永遠に続きます。
私たち日本国民の円リスクは常に世界に晒され続けているのです。

今年、アナタの預金通帳に記された"円"は30%ほど、ドルに対して安くなりました。円が暴落した!と言っても過言ではないのです。

google ファイナンス より

投資とはリスクを分散し、許容しながら資産を増やすことを目的とする

「分散すれば、バランスがとれてリスクが少なそうだけどリターンが微妙?」
そんな風に思うのが普通だが、それが普通の感覚で間違っていないですw
例えばトヨタ、ソフトバンク、米国のアップル、マイクロソフトの大企業の個別株に投資することだって当然リスクはあります。逆に投資に極度な「安心」を求めてはいけないと私は思います。それは天気で例えると夏は肌着一枚で風邪をこじらせる事はありませんが、嵐もあれば、凍える冬のような時もあります。

分散され、かつリターンを見込みやすい銘柄は無いのか?

そんなリスクが分散された沢山の銘柄が一つにまとまった、
オードブル、おせちの様な一度に簡単に楽しめる株式銘柄があります。

"ETF" 又は "投資信託"で良し!

「なんですかそれ?だから投資って嫌なんです。」

そんな声が聞こえてきました。日本国民の84%はピンとこない言葉です。
投資の世界はぶっちゃけ私も隅から隅まで歴史を紐解いて語れません。
言わせてもらうと、投資の世界はアナリスト、経済学者、インフルエンサーいろんな立場の人がいますが、結構バラバラです。
いい大人が難しそうな顔して正反対の意見も当たり前にあります。
天気予報は各社大体揃いますが、株の予想なんかはてんでばらばら。
何を信じていいか分かるはずもありません。

そんな個人投資家のリターンの平均値は4~5%と言われています(諸説あり)。一方、有名な投資家ウォーレン・バフェットは過去50年平均で20%というとんでも数字をたたき出したらしいのですが、
米国の大手500企業で構成されるS&P500種株価指数
"S&P500"に連動したVOOなどのETF、もしくは
投資信託、iシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンド

は過去10年(下の表=2022年5月集計)の平均リターンは約14.7%と言われています。

https://www.businessinsider.com/personal-finance  2022 年 5 月 27 日投稿より)

この実績は米国経済の主にGAFAMがけん引してきた事に疑いの余地は
ありませんが、もはやそれも過去の話になるかもしれません。

速報(2022.12月16日)2022 S&P500 年初来リターン -19.86 !

!?
はいマイナスです(配当含まず)。これ過去10年振り返ってもこれほど下落している年はありません!
直近でいうところ、マイナスだったのは2018年。
この年には一体何があったか?

米中摩擦がありました。

この年の後半、金融引き締め、金利の上昇につき株価下落。
翌年、利上げペース鈍化の動きから、マーケットは息を吹き返し、
2019年のS&P500指数の年間リターンは+31.5%という急回復をみせた。

https://apl.morningstar.co.jp/より

歴史は繰り返す?後はわかるな?

このフレーズ、今年に少しだけ流行りましたよねw?
2022年、GAFAMの失速。この類は過去に繰り返している?

はい、ドットコムバブル いわゆるITバブルです。
2002年の米国IT関連企業の失業者は56万人にも達した。
これは現在のTwitter、Amazon、Meta、そのほかシリコンバレーのIT関連ベンチャーのレイオフの嵐と全く同じ様相ではないか?


そんなこんなで年の瀬。クリスマス商戦でのネット販売は世界的に不調になるだろうとも言われている。
そして、我が家ではコロナの嵐が吹き荒れた・・・

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当記事は投資勧誘及び個別銘柄の推奨や投資助言ではありません。
あくまでも筆者による個人的見解であり、筆者が個人的に判断した情報に基づき構成されておりますので、その正確性について保証するものではありません。
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