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煙草が吸える喫茶店

愛煙家、というほどでもないが、
嗜む程度にはあると自負している。



私の最寄りの喫茶店は喫煙可能スペースがある。



マイノリティーの私たちは座る場所の選択肢がたくさんある。
喫煙席はいつも空席が多いからだ。
ラッキー。



今日は友達と行った。



二人ともアイス珈琲の加糖を注文。





今日は暑かったがここの喫茶店は寒い。
空調の近くの座席に座ってしまったということもあっただろうが、
多分どこにいても寒かった。あの感じだと。
(ちなみに冬は暑い。ここの喫茶店はちょうどいい温度の日はない。)



珈琲がくる。
煙草と珈琲ってあんまり良くないっていうけど
まあそんなの知ってるわけですが、
かっこよさの代償であるとそこはある程度仕方ないと思っていますね。






火をつける。
白い煙がもやもやと宙を舞う。
重力を反転させた水槽に垂らしたインクみたいに、
ゆっくりと白い絵の具が溶けていく。





たばコミュニケーションとはよく言ったものだが、
吸っている間はなぜか頭がよく回る。
だから会話も弾むし、仲良くなりやすいのだろう。


友達と話の流れで
「なに座?」
という話になった。


すると友達は


「プチョヘン座」


と答えた。


なんかウケた。


じわるってやつだ。
今度私も使ってみよう。
しょうもない人間と思われるかもしれないが。







別にたいしたことない、時間。
珈琲の香りと白いモヤの中で、
くだらない会話をする瞬間がなんだかんだ好きだったりする。



嫌いなもの嫌いなもの同士で
盛り上がればいい。
好きなもの好きなものは好きなもの同士で
盛り上がればいい。


両方否定しない。


思いやりと優しい心があれば
分かり合えなくても分かち合えるのさ。
愛と平和。





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