そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。
時々、夢で入り込む「この世の舞台裏」みたいな場所がある。
そこは「色鮮やかな例の世界」とは違い、色彩は三次元より少し薄めな感じで、ほぼリアルでの知り合いしか出てこないのだが、みんな三次元での「役」をやってない状態なのだ。
だから三次元ではライバル的な人がハグしてくれて「ここ(舞台裏)で私と繋がっちゃった方が話が早いよ♪」とアドバイスしてくれたりする。
あるいは、その時起きてる問題について関係者が出てきて「これは長引くから時間かかると思ってて」と運行スケジュールを教えてくれたりするのである。
たまに意図的に「舞台裏」の夢に行けることもあるのだが、それは私のハートがきちんとまっすぐに開いていることが条件のようだ。
「舞台裏」でのやりとりを通して思うのは、やっぱり魂の世界ではみんなお互いにあらゆることを了承し合っているのだということ。
三次元世界で誰かに悪いことをしてしまったり、逆に嫌な思いをさせられたりしても、舞台裏には本当に「役」から降りたそれぞれの姿がある。
だから三次元世界で見えているものは
「そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない」
と捉えるのが正解かもしれないな、と思う。
タロット占い師が言う言葉じゃないかもしれないけど、占いとはそもそも「当たるも八卦、当たらぬも八卦」なのだ。
当たるかもしれないし、当たらないかもしれない。そもそもの立ち位置はそういうものだと思っている。
だけど私の考えはほんの少し意味合いが違っていて、タロット占いは主に守護霊チームの管轄で進められるものなので、守護霊チームがその時々の優先順位によってご先祖様を登場させたりインナーチャイルドにフォーカスを当てたりする。
優先順位が高ければハイヤーセルフの望みを伝えてきたり、ごくごく稀にガイド的な指導霊が話に入ってくることもある。
実は守護霊チーム、ご先祖様、インナーチャイルド、ハイヤーセルフと個別に見ていくと、それぞれ若干メッセージが違ったりするし、ハートと子宮でも望むものが違ったりするのだが、そのように私たちは自分の中にたくさんの人格や世界観や次元を同時に抱えているのである。
さらに前述した「舞台裏」という、もう一つの視点もあるのだ。
「舞台裏」の視点は、表で起きていることに対して「なぜこの状態が必要なのか」という視点なのだが、そこには納得いく意味が隠れていたりする。
面白いもので、舞台裏の意味を聞いて腑に落ちないお客様はいない。
これは私が言いくるめているわけではなく(たぶん笑)舞台裏の魂の世界では了承していることだから「確かに心のどこかでそんな気がする」と感じるのだと思う。
そういうわけで、世の中に「当たらない占い」は存在しないのかもしれない、と思う。
占い師自身がどこの次元に身を置き、お客様のどこの次元を読んでいるかの違いだけで、そこにある情報は無限に存在する可能性のひとつだからだ。
だからお客様側も、占いの結果を受け入れてもいいし、受け入れなくてもいいのである。
まぁこれは私がそう思ってるだけなので、そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。
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