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うまくいってない時の処方箋②

⑴私たちには物事を具現化する創造力がある
これは、すべての人にもれなく搭載されている機能のひとつ。

⑵すべては表裏一体
昼と夜、明るさと暗さ、喜びと悲しみ、安心と不安、美しさと汚さ…
陰陽どちらかに偏り続けることはできない。
すべては表裏一体であり、真逆に見えている性質は二つセットじゃないと存在できないため、中庸(真ん中)を意識するか、両面を繰り返していくしかない。

⑶内側と外側は互いに呼応している
外側は内側の表れであり、その逆もまた然り。上であるが如く下もまた然り。

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以上の地球人の設定を理解すると、うまくいってない時のことがわかってくる。
もしもあなたが今うまくいってないのなら、あなたは『うまくいってない状態』を創造しただけのこと。
何が起こっているにせよ、あなたがそれを作り出したことに感謝してみてほしい。
納得のいかない現状に感謝はできないと思うけど、まずは完璧であるあなたの創造力に感謝をしてみてほしいのだ。
大丈夫、最後まで読めばきっと意味がわかると思うから。

目の前の状況は自分が作り出したものだと受け入れることで、今後作り出さないことが可能にもなっていく。
自分が作っていると認めることで、創造力を正しく使えるようになるからだ。

⑵の『すべては表裏一体』についてさらに解説してみよう。

『陰極まれば陽となる』という言葉があるように、地球にはどちらかに偏り続けると反転する仕組みがある。片方だけ、決めた方だけに居続けることはできない。
私たちの生活は基本的に「緊張」と「緩和」でできている。
「緊張」とはストレスやプレッシャー、気負い、対抗意識、真面目さなどがそれに当たる。「緩和」はリラックスや平穏、ゆるんだ状態。
これはどちらがいいとか正しいではなく、ただその両面があるということ。

「緊張」がひどいものになればなるほど、極まれば極まるほど、反転して「緩和」になるためには、さらにどでかい「緊張」が必要になる。

子育てをしたことがある人には伝わるかと思うけど、ぐずってどうしようもない幼児は、さらに怒られて大泣きしたいのだ。
そのため、わざと怒られることをするか、転んでどこかぶつけて大泣きする機会を生み出す。そして泣くだけ泣いたら寝る。笑
これが緊張が極まって緩和に反転するということ。

ここに定規📏のような『ゼロから100までの直線のゲージ』があるとして、
ゼロを「緩和」100を「緊張」50を「中庸」とした時に、70くらいまでなら愚痴を聞いてもらったり、推しやアロマに癒されたりして「中庸」の方に戻っていくことはできるかもしれない。
けれども90とか95あたりまで行ってしまうともう100を目指すしか「緩和」へ行く道はないのだ。

そのため”わざと怒られることをするか、転んでどこかぶつけて大泣きする機会を生み出す。”
というわけで更にとんでもない嫌なことや事件を起こしてしまうのである。

ただでさえストレスを抱えているのに追加ですごいことが起きたのなら、あなたの内側は緩和するためにゲージの100を目指したのかもしれない
100を目指すための“現実を創造した“のかもしれない、ということ。
幼児たちはそこを目指さないと終われないことを無意識のうちに知っているのだと思う。あるいは本能なのか。
『泣きっ面に蜂』という諺は、悪いことが連鎖するという意味ではなく実は「緩和」への近道、最大限の愛なのかもしれない、なんて思う。

あなたの内側の子供はいつも現実を創造している。宇宙の創造主だ。

だからこそ『生み出したその力』を誉めて感謝してあげると、あなたはあなたによって許される。

子育てのアドバイスで「結果じゃなくて挑戦したことを誉めてあげて」というような内容を時々見かけるけど、まさにそれである。

うまくいってない時には、それがどんな状況であれ、あなたの内なる子供が“現実を創造したこと“をどうか誉めてあげてほしい。それが近道だったのかもしれないのだから。



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