言葉で伝わるスルー・ザ・コミュニティ
こんにちは。ファンベースカンパニーの松田紀子です。
今日は弊社での勉強会の様子をご紹介しますね。
弊社の佐藤尚之が出版した『ファンベース』(ちくま新書)。
これは2年前の2018年2月6日に出版されました。
我々メンバーも、折に触れこの書籍に立ち返りつつお仕事にいそしんでいるわけですが、時代はスピードを増して変化してくため、最新ファンベース事情をアップデートしていく社内勉強会も随時行っております。
↑さとなお自らレクチャーします。会社は相変わらず殺風景なままですW
今回の勉強会であたらめて私が響いたのは、「スルー・ザ・コミュニティ」の力。
ファンベースは「ファンに傾聴し、ファンのツボを知って、ファンをベースにして売り上げや価値を上げていく考え方」なのですが、企業さんによっては「たった少数のファンではスケールできないのでは?」という疑問をよくもたれます。
そんなときに大事な考え方が「スルー・ザ・コミュニティ」です。
ファンは友人に「自分の好きなもの」をおススメしたくてたまらない。
ファンの母数がたとえ50人だったとしても、その50人がそれぞれ自分の友人や家族10人ほどに口コミやSNSなどでおススメしたら、50人×10人=500人に伝わる。
その500人がまた10人におススメするとして、5000人…というふうに広がっていくわけです。あっという間にスケールする。
友人や家族のおススメは価値観が近い分、かなり影響されますもんね。
私も前職「レタスクラブ」編集長時代、この「スルー・ザ・コミュニティ」の力を実感しました。
ファンの方に推薦していただくことで、そのファンの友人や家族が反応してくれる。その反応が広がるとともに、面白いほど部数が伸びたのであります。
この現象を起こすには、「ファンのかたが思わず口コミしたくなる、他の人に言いたくなるような言葉をつくること」。ここが最大のキモかな、と思います。元編集者としての腕のみせどころ…!!!
ファンベース施策を手探りでやってらっしゃる企業さんも、ぜひここを意識されてみてくださいね。
ファンベースカンパニー 松田紀子
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