見出し画像

なんでIT業界は人手不足なのか現役目線で感じたこと。根本的な解決方法は無いと思うけど、チャンスも多いIT業界

はじめまして、サトユウです。

システムエンジニアとして現役目線でなぜIT業界は人手不足が深刻なのか考えてみました。

🌠大手メディアでも人員不足については深刻にとらえています。

高度なスキルやビジネス知識が求められる職種、例えばプロダクトマネージャーやデータサイエンティストなどは特に不足しています。これらの職種は、ITスキルだけでなく、ビジネス視点やマーケティング視点でのマネジメント能力も必要とされるため、育成が追いついていないのが現状です​

出典:docomo business Watch

とまぁ、大手ベンダでは杓子定規に人員不足といっていますが、現場にいて感じるのは単にできるエンジニアが高齢化して現役を去っていったというのが最大の原因だと思っています。

システムエンジニアって、属人化するんですよね。また、システムエンジニアって個性の強い人が多いから、人に教えようというより、まずは自分で考えてこいと突き放し方の人ばっかり。

なので、素養のない人はすぐに諦めてやめてしまう。

すると属人化がより加速してある人が引退すると、誰も触れないブラックボックスばかりのシステムが残り、怖くて手をいれられなくてプログラムはそのままに更改したら誰もわからないままに大障害が発生したりと。

こういう問題はすべての金融機関や公官庁のシステムでおなじ問題を抱えていると思います。

実際にマスコミ報道されるほどの大障害が多くなっている原因は下請け会社に丸投げして属人化させてきたせいだと思う。

今後、さらに熟練技術者が引退するに伴って大障害が頻発するでしょうね。

なのに相変わらず業界がブラックなイメージで人が入ってこない、入ってきてもITわかりません!て人ばっかり。だから出来る人にかかる負担は日々増大しているし、出来る人ばっかりに仕事が集中するからまた属人化するという悪循環。

今では40代でも若いくらいに高齢化は深刻。

はっきり言って根本的な解決策は無いと思います。少子高齢化でもあるし、海外の技術者を育てていくくらいしか方法が思いつかない。

しかしだからこそ、チャンスも多い業界でもあります。

実際にフリーランスで働いている上流工程のエンジニアで年収数千万なんて人にざらにいますし、やはりできる人は圧倒的に仕事のスピードも速いし、頭の回転もメチャクチャ速い。

しかも、そういう人って高卒だったりと色んな背景の人がいます。

学歴関係なく高収入を得られるチャンスがそこらへんに転がっているという意味ではIT業界ほど可能性のある業界もないんじゃないかなと思う。

もちろん、学歴や技術があれば大手ベンダに就職する方法もありますね。

ただし、どの工程にいても楽な業界ではないです。

日々勉強する必要があるし、勉強嫌いの人には絶対に無理な業界です。

noteで記事を書くこと一つとってもライティングの技術向上のための練習と考えられるような、好奇心の高い人には面白い業界だと思います。

システムエンジニアとして20年。これからも若手に負けない好奇心でnoteに記事を投稿したり、技術の勉強をしたりと刺激を受けながら自分自身、頑張りたいなと思います。🌟

最後までみていただき、ありがとうございました、システムエンジニアといっても最先端技術を取り扱うわけでもなく、唯々思ったことを書いてしまいましたが、ちょっとした示唆になれば嬉しく思います🌟



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?