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骨折以外怪我じゃない

今回のテーマもすごいでしょう。。。
高校時代、監督から伝えられたことです!
以前noteにも書いた理不尽についてお話ししたときこの事も入れようかなと迷いましたが、このテーマだけで面白いと思い別で書くことにしました。

僕には今でも怪我に対する固定概念があります。それは「骨折以外怪我じゃない」
理不尽で有名な広島朝鮮高校サッカー部!笑
僕が3年間過ごしたこの部にはある決まりがありました。骨折以外は怪我と思わず痛くてもプレーする。さすがにこれは嘘だろ?と思うと思います。僕も入部するまで嘘やと思ってました!
でも入ってみたらこの言葉が真実であることに気付かされるのです!笑

初めにいっておきます!この理不尽も自分にとって人生でとても役になっているので書くことにしました!
怪我をしにくい体になったし、痛みに強くなったし、忍耐力も人よりつきました。
自分が指導者になってもこの考えは一つの考えとして大事にもっておくと思います!

中学時代から噂ではきいていました。高校ではたしょうの怪我なら我慢してプレーしないといけないよと。
怪我につよくなる!そんな思いもあったかもしれませんがそもそも論、人数が少ないサッカー部で怪我人が数人でたらもう試合すらできないような環境だったことも大きかったとおもいます。

入部してすぐこの噂は事実だと確信することになります。
高校一年生の頃、高校三年の先輩は4人しかいませんでした。
キャプテンであったキュイル兄は小、中と全国的にも有名な選手で高校に入ってからもいつも僕の憧れでした。優しくも厳しくもありなにより自分のプレーでチームを引っ張るキャプテンでした。誰よりも人一倍走って戦ってプレーする姿は今でも忘れません。
そんなキャプテンはスピード系のプレイヤーで怪我が多かったりもしました。
肉離れの怪我を何回もしてたのを覚えてます。でも本当に休まなかったです。テーピングをぐるぐる巻きにしてプレーして時には引きずりながらも最後まで戦ってチームのために走ってました。

その姿が本当にいまでも忘れることなく頭に鮮明に覚えています。

一年生のころにキャプテンの姿をみたからこそ自分もそうならなくてはいけないと3年間で怪我で抜けたことは一度もありません。怪我するくらい激しいプレーしてないからやろ!と突っ込まれるとなにも言い返せませんが。笑
怪我をしないというのはスポーツをやっている以上難しいことだとおもいます。
少なくとも痛いところはたくさんあったりしました。けど休みません。プレーしながら直します!
これは根性でもありテクニックでもあります。
これができるのは骨折以外怪我じゃないと頭にすりこまれてる選手以外無理だと思います!

高校三年生時、最後の選手権まえにもともと持ってた腰痛が爆発しました。ボールも蹴れず歩くだけでもいたかったです。
でもキャプテンとしてここで弱音をはきたくはなかったし、特別扱いされて休みたくもなかった。練習終わりに毎日、広島では有名な整骨院に通い針をしたりマッサージしたりできるだけのケアをしました。
試合当日、痛みがなかったわけではありません。痛みを感じながらのプレーにはなりました。
結果は負けてしまいました。もしかしたら休んでケアしたら痛みがもっとなくなってたかもしれません!でも自分がみてきた素晴らしい歴代の先輩たちの姿はそんな姿ではなかったです。
練習でも100%だして休まずチームを引っ張り試合でも痛みを感じさせないようなプレーをする。
最後にそんな素晴らしい先輩たちに近づけたかなと思っているので後悔はありません!

この3年間のおかげでみごとに大学から今まで大きな怪我をすることなく大好きなサッカーをできています。
外傷以外で1週間以上休んだことはありません!
去年は自分的には大きな怪我で1ヶ月の離脱を2回しました。両方とも相手に削られてでした。けどこの2回とも医者には2ヶ月以上はかかると言われたのを1ヶ月で復帰しました。
医者にも回復力すごいね!正直びっくりされました。
人より治りが早く痛みに強いのも高校の3年間があったからこそだと思っています!自慢できることではないのはわかってます!けど休まずやることの大切さは伝えたいです!人はやればできるので!笑
しっかり治すことも大事です。でもそれ以上に我慢も時には大切だと思うので伝えさせてもらいました!怪我だけでなくいろんな面でも我慢できる人はかっこいいと思います!

最近の朝高生はどうなのかわかりませんが、広島朝高サッカー部の一つの伝統は今でも続いていると信じています!^ ^
これをみている方で怪我がおおかったりするひと!大丈夫!骨折以外怪我じゃない!

最後まで読んでくれてこまっすみだ!✌️🩼

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