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猫マタ折り返し日記33 ホタルです。

ども。猫マタこと猫にマタタビです。
このnoteでは、Twitter婚をした私達夫婦の日常や、私の病気のことを記録しているものです。
よかったらお付き合いください。



私は新潟の田舎で田んぼと畑をしているバリバリの農家の娘です。

日本全国の中でも一番の米所ですので、田んぼはかなり整備されています。

子供の頃から家の近くでは綺麗な用水路が流れていました。

ある意味、人間が手を加えた自然の中で育ちました。

新潟の田舎育ちの私


近年では商業施設や公共の建物が田畑に隣接されて、昔ながらの田園風景ではなく様子の変化を感じずにいられません。

そんな緑いっぱいの中で育った私ですが、子供時代からホタルを見たことはありませんでした。

自然のすぐ側で暮らしていたので、新潟県県央地域でもホタルの穴場スポットはありましたし、観光地になっている所もあります。

ですが、この年齢になるまでわざわざホタルを見に行く機会も無かったんですね。

アニメや映画で、ホタルが舞うシーンなどを見る事もありますが【作られた物】【嘘っぽい物】だと思っていました。


今思えば、冷めた子供ですね。

元々、猫や犬と言ったモフモフは大好物なんですが、昆虫は苦手なんです。


夢中になって虫を捕まえるなんて全く魅力を感じない遊びでしたし(笑)

夫は育ちの良い都会っ子です(実家の畑にて)


「絶対、妻が喜びます!」

「僕は妻の初めての人になりたい!」

「妻を色んなところへ連れて行ってあげたい!」


。。。。『初めての人』って
     えっ?( ꒪Д꒪)( ꒪Д꒪)(  ꒪Д꒪)えっ?



結婚する前は、夫は香川県の風景を頻繁に動画やテレビ電話で見せてくれていました。

頻繁どころじゃないですね。

1日に何回もです(笑)
めっちゃ、大好きじゃん(笑)

「こっちに来ると、いつでもこの景色見せてあげられるのに〜」

「こっちは住みやすいぞ」

「こっちは良い所だぞ」


一緒に住むようになってからも、昔ながらの風景や自然の素晴らしさを見るためにドライブに連れて行ってくれることが多いです。

緑がある生活が落ち着きます


高松市塩江温泉郷を流れる香東川
では、毎年多くのゲンジボタルが乱舞する姿を見ることができる場所です。

シーズン的には6月の中旬、今が盛りです。
特に、ホタルは蒸し暑い夜の午後8時半前後によく活動するそうです。


夫は短気でせっかちな人で、5月20日を過ぎると居ても立ってもいられません。

蒸し暑い夜が見頃のホタルですが、この日の夜はどう考えても薄寒い日。

「まだですね〜」
「また来週来てみましょう」

。。。。。コレ繰り返す事3回!
三度目の正直で6月8日。
とうとう、ホタルに会えました。

夜のデートはロマンチックで好き


「うわーーーーーーーーっ!」

「素敵ーーーーーーーーっ!」

「綺麗ーーーーーーーーっ!」


夫の予想通り、私は魅了されました。

蛍光塗料を塗ったような、強い光なのに周囲は照らさず己れだけが光る。


暗闇に浮かび上がるホタルの幻想的な光は本当に美しく、幻想的な雰囲気に包まれます。

美しい光を放ちながら飛び交う様は、うっとりしてしまいます。


もちろん、電池が入っているわけでもないのに自然に光を放つことの不思議さに惹き込まれました。

こんなのも初めて食べました(笑)

どこかの偉い人の本に『田舎と昔ほど嫌なものは無い』という文章を読んだ覚えがあります。

これは長い間の風習や長寿化してお年寄り達の人間関係や社会性がややこしくなっている事の指摘でしょう。

夫も私も、高松は生まれ育った土地ではありませんので、昔からの風習や田舎の常識に縛られる事なく普段は生活しています。

ですが、古くから変わらない物、大事にしてきた物というのは守られていくべきだなあとつくづく思うのです。

そして私は『田舎』も『昔』も『お年寄り』も、やっぱり大好きです。
できれば、もう一度高齢者福祉の仕事についてみたいと憧れています。

全国各地でもそろそろホタルが見頃ですね。

ぜひ、高松にお越しの際にはお声かけください。
ご案内いたします。


長文お付き合い頂きありがとうございます。
またポチポチ更新していきます。

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