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『チョッちゃんが行くわよ』黒柳朝著を読んで

黒柳朝さんは黒柳徹子さんのお母さま
その黒柳朝さんが書かれたエッセイ?のような本です。
彼女の子供時代からおばあちゃまになるまで
それこそ戦争も体験した人生をどう感じながら行きたのかと言うことが書かれています。

今日はそんな本の紹介です。


朝さんは可愛らしくでもたくましい人

母としても1人の女性としても
単に強いとは違う

自分のものさしを持った人で

その真の部分についてはブレることなく
自分が大切だと思ったことに対してはとても強く
だからと言って無理をしているようには見えず
(その時々はかなり大変なときもあるが)
大変なとこも含めて、その時々を楽しく精一杯生きる人だなと感じました。

いい意味で子供の心のまま大人になった感じ
(子供は自分の思うままに行動するでしょ)

戦争中でも文章からは悲壮感なんて感じられず
現状を受け入れ(られてないのかもしれないけど)
いまをどう楽しく生きるかを1番に考え
自分がやろうと思ったことを精一杯やる

そんなところに惹かれました。

ふつうは、
周りの意見、情報に左右されたり
過去や未来に囚われて無駄に悩んだり迷ったり
いま何をするかに1番注力すべきなのに
できないことが多い

最近読んだ
『限りある時間の使い方』オリバー・バークマン著『あやうく一生懸命生きるところだった』ハ・ワン著 から私は

いまを生きることの重要性
自分らしく生きることの大切さ

を読み取ったのだけれど

戦前から自然とそんな生き方をしている
黒柳朝さんは羨ましくもあり
とても素敵な人だなと思もいました。

語り口調で友達の日記を読んでいるような本
(とてもすらすらと読めます)
だれかの読書のヒントになれば幸いです。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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