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読書メモ #6「教育観を磨く 子どもが輝く学校をめぐる旅」井藤元・苫野一徳・小木曽由佳著
いつもは、「ハチドリのひとしずく」というタイトルで、関西創価中学校のアカウントでnoteを書いています。こちらでは、備忘録がわりに、読んだ本についてのメモを残していきたいと思います。
6冊目は、井藤元・苫野一徳・小木曽由佳著「教育観を磨く 子どもが輝く学校をめぐる旅」
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北九州子どもの村小学校中学校、伊那市立伊那小学校、三河サドベリースクール・シードーム、横浜シュタイナー学園という4つの学校を、対話形式で紹介している1冊。
いまやどんな学校があっても驚かないと思っているわたしですが、それでも、それぞれの学校の特色ある教育を知り、ワクワクしながら読み終えました。
4校の「見た目」の取り組みとしては、真逆に見えるような実践もありますが、根底に流れているのは、子どもたちに対する絶対的な信頼。
「ありのままでいいんだよ」「仮に”今”やる気がなさそうに見えても、今現在の姿をゴールだと思ってないよ」「何が幸せかという価値観は、みんなそれぞれだよね」そんなメッセージを浴びながら毎日を過ごせたら、「学校」という場所はずいぶん息がしやすい場所になるだろうな。
何よりこの本を読んで、「大人の責任」ということがとってもクリアになりました。
「大人の責任」って、「根拠、俺」の古い価値観で、型にはめて、コントロールすることじゃなく、信頼して、任せて、待って、支えて、困ったときには、「助けて〜」って子どもたちが駆け込める安全地帯でいることだなと。
どんな学校もパラダイスではないからこそ、どんな学校にしたいかをとことん対話して作れる土壌づくりが今のわたしにできることだと思います。
この本のおかげで、明日をワクワクしながら迎えられます。
毎年、会いたい人リストを作っていますが、「行きたい学校リスト」も作らなきゃ。
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