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月と森のサブマリン ⑨       製材機作り2         


■たったひとりの建築冒険物語■
…。
アカマツの森に家を建てる為に、
木を切り倒し、
それを家の材料にできたら、
何ともステキだ。
切った赤松の命も無駄にならない。
さらにカーボンニュートラルとかにも貢献できる?。
とか言いつつ、
基本は安く上げたいのだ。
金は土地を買ったので無い。
だが時間はある。
自信はないが労働力は私がいる。
建築に関して分からない事だらけなのだが、
この建築冒険で鍛える。
そして、
情熱は?。
気力は?。
ふつふつとある。
今のところはではあるのだが。
…。
さて、
問題は、
赤松の丸太から建築材料をどう作るのか?。
作るとすればまず板。
壁を作るにも、
家根を作るにも、
基礎の型枠を作るにも、
板が必要。
で、考えた、
丸太から板を作るアプローチ。
購入したバンドソーは4~50キロ。
それに対してアカマツの丸太は500~800キロ。
となると、
どちらを動かして板を作るのがよいかと問われれば、
重い丸太を動かすより、
バンドソーを動かす方が楽だ。
そこで、
あれこれスケッチブックに構想図を描き、
と同時に、
どう作るのかも思案。
さて、
バンドソーがランクアップして製材機になる為には、
鋼材を切ったり貼ったの加工できないと、
スケッチブックの妄想が現実にならない。
そこでネットを見た。
そして揃えた。
写真の右がエンジン溶接機。
森には電気が来ていない。
となると自家発電しながら溶接できる装置として、
エンジンウェルダー購入となった。
当然ネットオークション。
これで鋼材を接続するという道具は手に入った。
次にその鋼材を切る道具として、
アセチレン溶断機に白羽の矢を立てた。
ネットで調べて、
アセチレン溶断機の講習会を探し、
一日講習を受け免許を取得。
免許が無くてもできそうな気もするのだが、
発火しやすいアセチレンと、
時に酸素ボンベが破裂して、
ロケット状態となり、
数キロ飛んだとかの事故も聞いたから、
これは、講習を受けて扱いを知らないと、
安心して作業ができない。
写真の右がエンジンウェルダー。
左側が、アセチレン溶断機
なんとか、
赤松の丸太から、
板材を造る機械を…
 自作する道具が揃った。
…。
つづく。

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