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宅建独学一発合格勉強法

経歴・合格点

【経歴】
私は、偏差値53の高校出身で、事務情報系の資格が取れる専門学校を出ております。
法律系の勉強は全くしたことが無く、宅建の資格勉強で始めて触れました。
勉強したきっかけは宅建を取得していると、資格手当で月プラスで2,3万貰えるのがすごい羨ましいと思ったのと、当時付き合っていた彼女に収入面で安心させたいことがあり、その2つをモチベーションにして独学で勉強をしました。

【合格点】
2021年の10月の宅建試験を受け、35点を取り、一発合格いたしました。
合格点34点だったので、正直ぎりぎりでしたが,,,(笑)

使用テキスト

下記の画像テキストを使用しました。法律の分からないところは「民法がわかった」を読んだり、YouTubeの「ゆーき大学」、「あこ課長」の動画、インターネットで調べて勉強し、理解を深めました。

勉強時間

2021年1月~10月の間でトータル411時間勉強しました。
1月:16時間
2月:73時間
3月:72時間
4月:65時間
5月:61時間
6月:36時間
7月:29時間
8月:26時間
9月:21時間
10月:12時間
合計:411時間
だんだん疲れて後半は勉強時間が減ってしまっています。
勉強時間を維持できていればもっと楽に合格できると思います。(笑)

勉強法

【事前準備】
勉強のモチベーションを上げるために、勉強時間などを記録していきましょう。時間を記録するお勧めアプリはStudy plusです。
何回問題集を解いたかの記録も取っていくといいです。その記録は携帯のメモ帳とかでいいと思います。

①テキストをある程度理解しながら1週読み込みます。一通りテキストを最後まで通読し、学習量全体のイメージを掴んでいきます。この時は覚える必要はありません。こういうことを学んでいくんだな~くらいで大丈夫です。

②宅建士の合格のトリセツの基本テキストの3コース分読み、その後すぐに3コース分の宅建士の合格のトリセツの基本の問題集を解いていきます。間違えた問題は解説とテキストを見て理解していきます。★この時重要なのが、4択のそれぞれの答えを理解してください。すべての選択肢の正誤を理由付きで回答できないと実際の試験では通用しません。理解が難しい分野はインターネットやYouTubeで調べればたいてい分かります。2021年の基本テキストは全部で42コースあるので、3コース×14日間で1周するイメージです。2か月で4周しましょう。

③基礎が固まってきた段階で、出る順宅建士の過去問題集に取り組みます。権利関係、宅建業法、法令上の制限・税その他で全部で64コースあるので、1日4コース×16日で1周するイメージで最低6周、できれば10周やりましょう。 
※基本の問題集には載っていない問題も出てくるので、理解できない箇所は「民法がわかった」、YouTubeの「ゆーき大学」、「あこ課長」の動画、インターネットで調べた情報を基本テキストの本に直接書き込んで自分なりにテキストをより良くしていきましょう。
※自分は疲れてしまって6周しかできませんでした。より周回すればもっと楽に合格できると思います。(笑)

④ ③で問題を繰り返し解いてみると覚えている分野・覚えられていない分野が分かってくるので、おぼられていない分野を重点的に解いて苦手を解消していきましょう。

⑤試験が近づいたら、直前予想模試の問題集を買って解いて仕上げです。

記憶法

①テキスト読んだ後にすぐ問題集を解いて、読んだ内容を思い出す。実際の知識を使用した方が理解が深まるのとアウトプットでき、記憶定着に繋がる
②五感をフル活用する(声に出す・覚えたい内容を録音して耳で聞く・目で見る)
※自分なりのリズムやラップ調で覚えたいことを声に出すとより覚えやすい
③覚えることが多い場合は自分で考えた語呂合わせを作る(作るコツは自分の知っている身近な言葉)
④35条書面、37条書面、用途規制など暗記が大変多い項目についてはトイレや洗面所等、毎日行く場所の壁などに覚えたい内容を張り紙をして、トイレしながら、歯磨きしながらその張り紙を見ると覚えられます。
※書いて覚えるのは時間がかかり効率が悪いからしない。

マインド

・人間の脳は忘れるようにできているので、上記の勉強法で何度も復習して、短期記憶から長期記憶に移行させましょう。
・何度も復習するのも大変だと思うので、1回で覚えようとする意識で勉強することも大切です。切羽詰まれば人の記憶力は上がります。

最後に

資格手当でお金が多くもらえるようになるという不純な動機で勉強を始めて、無事1回で宅建を取得し、不動産の仲介営業職に入社しましたが、結局不動産業界の仕事が自分に合っておらず早期退職をしてしまいました。
運転はできるが得意ではない、メモが取れない、マニュアル見ないでお客様と接客ができないところが自分に合っておりませんでした…

この経験から、皆さんに伝えたいことは、苦手なことはやらずに、自分に向いている仕事をすることが大事だということです。

不動産の仲介営業職に入社する前は長年コールセンターで勤務していたので、現在はまたコールセンターの仕事に戻っております。
コールセンターはお客様対応中、仕事を教わるときにタイピングでメモがこまめに取れる、マニュアルがある、運転も無いので、自分に合っています。

宅建の資格を取る前に不動産業界の仕事が自分に向いているかとしっかり見極めたうえで、宅建の資格を取っていただければと思います。

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