プレッシャーに弱い

野球のことを書いていたからなのか、自分が昔、野球をやっていたときのことを思い出した。
私の野球歴は、小学校５年生に始まる。
それから中学校、高校と野球部。なお、高校生の途中でキツくて辞めてしまった。
プレッシャーに弱いとは、主に中学校の野球部で感じたことだ。
私はショートのポジションを守る機会が多かった。（最終的には補欠だったのだが）
運動神経は悪くない方だったし、練習では無難にショートゴロを捌けるのに、試合になると、一つ一つの動き（捕ること、投げること）を意識しすぎて、身体が硬くなり上手くできない。グローブの土手に当ててエラー、捕っても慎重に投げすぎて間に合わない等々。メンタル的なものなのだろうけど、普通の公立中学校だったし、そういう方向から教えてくれたり、アプローチしてくれる指導者は当時いなかった。
単純にハートが弱い、練習を沢山するしかない、そんな感じだし、自分もそうするしかない思っていた。
今、あの頃の自分に解決策としてアドバイスするなら、予測することかなと思う。
一球一球、自分の動きをイメージしておくことや、普段、練習時に試合の動きをイメージすることを心がけることで、自分の能力を発揮できたのではないかと思う。
また、そういったプレッシャーに打ち勝つというか受け流せるようになることを「楽しむ」気持ちを持つことも大切かなと思う。
今はインターネットも発達し、書籍でもメンタルトレーニングについて多くの情報があるので、解決策も、わりと発見しやすいかもしれないが、当時の環境では難しかっただろう。
そういう意味では、試行錯誤しながら、あまり上手くならなかったという当時の経験も、今の自分の糧になっているのかもしれない。
ちなみに大人になってからも、野球に携わる機会があったが、やっぱりボールが飛んでこない方が良いなあと考える気持ちは抜けきらなかったし、自分の動きも硬くて、結果的にエラーしたりすることがあった。
自分の弱点として克服してみたい気持ちもあるけど、もう野球をやる機会はないかなあ・・。
自分はポジティブシンキングな方で、今が１番と考えられる方だが、そのことに関しては、あの頃に戻って、自分自身のやり方で「弱点」を克服してみたいと思う。