カボチャは美味・保存性のよい品種で、販売・自家消費に絶好調!

休耕田を約70アール持ち合わせています。なんとか有効利用をしたいと考え、カボチャを試験的に10品種前後、過去栽培してきました。

変わった品種では「万次郎カボチャ」があります。このカボチャは触れ込み通り、つるのびがよく大きな実がたくさん成りましたが、わたしとしては食べてみて味がイマイチ、販売には至りませんでした。

わたしの信念信条として自分の納得のいかない野菜は絶対に出荷はしません。品質的に悪いものを出荷すれば、信用は一度で瓦解します。

カボチャは生鮮野菜でなく保存性がよいため、早生系からはじまり中生、晩抽性系の品種へとバトンタッチでき、栽培に欠かせない野菜のひとつとなっています。夏の初めから冬にも出荷できますからとても有難い野菜です。

ただ、早生・中生系のものは採り遅れると、賞味期限が過ぎてすまい出荷できないこともあり、昨年は100個あまりムダにしてしまいました。雑草などで隠れてしまい採り遅れてしまうのです。その点、晩抽性は採り遅れても品質的に問題がありませんから、採り遅れによるムダを減らせます。

昨年試験栽培したカンリー2号「公益財団法人自然農法研究開発センター」は、草勢が強く、サイズも1.6kgと手ごろで味もよく、今年の植付けは大幅に増やすよていです。

日本産端境期にスーパーでメキシコ産・ニュージランド産の「マロンドーナカボチャ」が多く販売されています。とても美味しいカボチャですが、カンリー2号のカボチャも美味しく味で引けを取りません。スーパーでは100gを52円前後で販売されています。

そんな状況を鑑み今年は増産で一儲けできればと、捕らぬ狸の皮算用をしています。どうなることやら(笑)。

写真は完熟手前ですが耐寒性を調べるため小屋に放置していたものです。特に冷害の障害はでていないようです。(カンリー2号)

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