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『悪魔のしたたり/ブラッドサッキング•フリークス』(1974)

制作会社がB級映画制作に特化したトロマ株式会社なだけあって数少ないカルト映画なのは間違いないが、あまりにも酷い描写(一種の差別的表現とも捉えられる)にかなりの嫌悪感を覚えた。
いくらB級映画といえどもかなり攻めたというか
お遊びが過ぎる問題作でもある。
はっきり言って、見ないに越したことない映画。
見るならそれなりに覚悟を持った方がいい(特に女性は見ない方が絶対にいい)。
とは言え、映画としてはキャラクターが立っていて良かった。

劇場の館長であるサルドゥ。
女性を洗脳し奴隷として、世界中に売りさばき大金を稼ぎ、劇場のショーでは過激な演出を好んで演者(奴隷)を◯ろしてしまい、これは芸術だとかいうサディズムなとんだ鬼畜野郎。



サルドゥの側近、ラルファス。
サルドゥのことなら何でも引き受けちゃう、やばいやつ。
殺◯、拷◯はお手のもの。

サルドゥと親しい医者。
おそらく、コイツが引き起こしたあるシーンが1番の見所というか、畜生道に堕ちたとんでも行動である。こんな医者が存在するなら、おそらく悪魔である。

とにかく閲覧注意な作品であり、非人道的な表現に終始疲れ切ってしまう。
最後のカットのあれで、ホットドッグが食べれなくなりました。

最後にどうでもいいけど、表紙の人たちは誰だ?
(表紙に描かれてる人物と実際に作品に出てくる人がイコールでないのは、映画あるある)

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