図書室

そうだ!エッセイを書こう!

エッセイは、ストレスの解消になる。最近、気がついた。でも、テーマは重要だ。昨日みたいに、暗い話は書きたくないしなあ。

本について書こう!

初めて本読んだのは、いつだろ?絵本とか読んだ記憶がない。そうだ!小学1年くらいのときだ。

遠藤周作「ぐうたら人間学」という本だ。この本は、おもしろかった。小学生のオレでも読めた。オレは、どちらかというと、阿呆なコドモだった。押し入れで昼寝ばっかりしていた。そんなオレでも読めた本だ。

うちの父親は、オレが読書するのを喜ばなかった。外で遊んでこい!とかよく怒鳴られたものだ。なので、押し入れに入って本読んだりしたなあ。押し入れが好きだった。とにかく。

放課後に、図書室に忍びこんで、本を盗んだりもした。なぜか、図書室にカギはかかってなかった。ランドセルを空っぽにして、本をしこたま詰め込んだ。トータルで20冊くらい、持ち出した。小学6年のときだ。

押し入れに隠していたが、あっさり父親に見つかり、ビンタを食らい、日曜日、学校へ返しに行ったのだ。

教頭先生が、その日いた。ひたすら謝る父親とオレ。教頭先生は笑顔で、そうですか。返してくださればいいんですよ、謝んないでください、と言った。

ポカン、としていたな、親父。オレも、ポカン、としていた。

いま、どうしてるかな、あの先生。うちの父親よりも、年上だったはずだ。80代くらいだろうなあ。お元気だろうか。



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