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マンション購入⑨ ~申し込み~

 希望階だった5階、ゲットしました。
 またまた、お相手様が移動して下さった様子です。

「〇〇(私)様が、一番初めの希望者様ですので、ご希望の階にお住まいが決まりますようにと思っております。この度はご不快な思いをさせてしまい、申し訳ありませんでした」

 いえ。
 私はとても、自己肯定感が低い人間なので、自分の決断にいつだって自信がなく迷うので、それが、各所にご迷惑をおかけする結果となってしまい、こちらこそ申し訳ない思いです。
 と言えるほど、元気な頭と口をしていなかったので、

「ありがとうございました。これからもよろしくお願いします」

 に留めたのでした。
 どのようにお伝えしたのか尋ねたところ、抽選はだれしも避けたい様子であるとのことでした。
 抽選でもいいという謎の強気メンタルでいた自分が怖い。

 Kさんに色々言いたいことはあったのですよ。
 けど、最後までよろしくお願いしますと強めの信頼を示すことで、応えてくれると信じている(カタカタ)。

 さあ、申し込みです。

 前回提出したのが、要望書というものでした。
 今回は申し込み書です。
 もう後戻りはできません。
 そして、手付金も振り込まなければいけません。
 忘れそう。

 このまま契約に行くのかと思いきや、必要書類は読む人と読む時間が必要とのことで、また後日、というか翌日に、となりました。
 フル仕事なので、時間がなかなかとれず、翌日の仕事終わりに、約2時間の説明を聞く段取りになったわけです。

 疲労しているところに、そんな説明受けて、大丈夫か。
 そして、契約してしまうと本当の本当に後戻りできないが、大丈夫か。

 不安ですよ。

 けど、いや、きっともう買うんだろうな、自分はとあきらめていました。
 ずっと物件情報サイトを毎日見る生活を続けていました。

 マンションなんか無理だろう。
 ローン組むの怖いし。
 独身でマンションで猫飼育とか、テンプレすぎて、恥ずかしい。

 うるさいわ。

 頼れるのは自分だけ、老後のプランも自分でたてなければならない。
 そういうネガティブなことは置いておいても、私は家がほしいのだ。
 老後も安心して過ごせる家がほしい。
 それには、今買うしかない。
 この物件ほど、条件を満たしている物件はなかった。

 きみに決めたぞ。

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 さあ、次回は契約ですよ!
 割とリアルタイムですかね……。
 どきどき。

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