見出し画像

独身アラフィフ女がマンション買うまで10:契約と印鑑

↑前回はこちら

担当さんには不満があるが、物件に迷いはない。
迷いたくないし後悔したくないから、決めた後は物件サイトは一切見ていない。

契約日は説明と書いてもらう書類が多いので2時間半くらいかかりますと聞いていたが、実際はもう少し早めに終わるんだろうと思っていた。
終わってみたら3時間かかった。
そんなに質問をした覚えはないんだけど…
他の方の経験談をnoteや他のSNSで見ると、長時間で疲れたと書いてあった。
「契約日前日は体調を整えてよく寝て、万全の状態で臨みましょう!」と書いてあるサイトもあったくらいだ。
私は3時間があっという間だった。

やはり担当さんは理解や説明がモゴモゴしている点があったが、自社物件ではないのでそこは仕方がない。
いちいち「よいしょ」「んーっと」と合いの手が入るのも、私の気にしすぎだ。
ヘラヘラ笑うのも、機嫌が悪いよりマシ。

どんなにいい方に考えてみても、嫁を嫌う姑みたいになってる自分に気づき、心を無にして考えるのをやめた。

最後にまとめてたくさんの書類にサインした。
そして押印。
割印も多く、失敗しないように担当さんが押印してくれるというからお願いした。

終わってから気づいたのだけれど、今回の契約に使った実印を、まだ一度も自分で押印していない。

これまでは名字だけの印鑑を実印として印鑑登録していたが、今回の契約のために印鑑を新しく買って、事前に登録変更してから契約に臨んだ。
最初に使ったのは、印鑑登録のために必要書類に押印してくれた、市役所の支所の定年後延長雇用っぽいおじさまだった。
そのおじさまに「印鑑お借りします」と言われて渡す時に「あ、まだ自分で押してなかった」と気づいた。
一番最初は自分で使っとけばよかったと思ったけど、親切でかわいいおじさまだったからよしとした。
そして、次が担当さんだった。

不動産購入に際して、いわゆる実印(認印サイズではない印鑑)を購入される方は、手元に届いたら最初に自分で使ってみることをおすすめする。
人生でそう何度も使うものじゃないし。

契約金は振込か現金持参か選べたが、自分のお金で購入した実感がほしかったから現金にした。
契約金と印紙代をその場で現金で支払って、契約は成立した。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?