育ちの違い

僕は姉と2人姉弟で小学生の頃に父親を亡くして女手一つで厳しくも愛されながら育った。

だから幼少期は悪さをして怒る役目も母で当時はめちゃくちゃ怖かった。

それが故に悪さして怒られた時は恐怖で口答えなんかもってのほかでとにかく早く説教が終わるのを待つといった感じだった。

それも中学高校になればもう怒らせると怖いから怒られないように気をつけようって感情はほぼ無くなっていた。

それと同時に何か悪さしたり年頃特有の悪態を付いた時に母親を悲しませてる事に気付き、悲しませるんじゃ無く守る存在にならなきゃ駄目だと気付いた。

それから俗に言う反抗期という期間が落ち着いて色々な困難(本当に壮絶だった)も家族3人で乗り越えてお互いを思い遣れる家族になった。

だから何か発言する前に咄嗟に出てしまう一言程冷徹だという事に気付き何か言葉を発する時は相手が言われたらどう思うかを考えて言う事が身に付いて結果的に良く言えば協調性があり悪く言えば八方美人な僕という人格が形成されたかな。

一方の嫁さんは父母弟2人妹1の中々の大家族でその長女がうちの嫁さんです。

客観的に見てまず思うのは多分みんな今まで何でも理由を付けて人のせいにして生きて来たんだなって。

俗に言う自分に甘くて人に厳しいってやつ。

僕の方の家族はこの歳になって喧嘩なども無いし家族の事を悪く言う事もないのだが、嫁さんの所は嫁さん含め誰かと誰かが上手くいって無いって事が多々ある。

それが嫁さんと誰かならまあまあボロクソに僕にああだこうだ言う節がある。

しかし気付いた時には何事も無かったかの様に元に戻ってる関係性が違和感しか無い。

だったら血の繋がった大事な家族を何故そんな悪く言うのかも理解出来ないしそれを聞かされてる僕の気持ちとかは考えれない程カーッとなってるんだと思う。

これは家族間だけに限らず確信が無いから予想になってしまうが、僕が嫁さんと喧嘩をしたりしても全部あちらの家族には筒抜けになってると思う。(だいぶ悪者に仕立て上げられてそうwww)

あちらの家族と会ったりすると会話の流れとかで喧嘩の事になると直近で喧嘩したりしてると会話に入って無い所でも必ず義母から[夫婦なんだから喧嘩もあるわよね○○君]的なフリをされる。

僕はその度にまた筒抜けなのか…と思い苦笑いする事しか出来ない。

その辺もまた考えが違って僕は僕の母と姉には嫁さんに良い印象を持って欲しいから結婚してから嫁さんの愚痴を言った事は一度も無く全部を心の中にしまって蓋をしてきた。

いよいよ溢れてしまいそうな時にこの吐き溜め場所を手に入れた事によって僕が毒を吐く事を未然に防げたのは言うまでも無いだろう。

今も嫁さんと絶賛険悪モード中…また嫁さん家族と会うと突かれるんだろうなぁと思うと憂鬱ではあるけど俺にはこの吐き溜めがあると思いながら頑張って生きて行こう。

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