［ワイン備忘録］Domaine ARNOUX CHOREY-LES-BEAUNE Les BEAUMONTS 2010

ショレイ・レ・ボーヌはあまり飲んだことがないから楽しみな1本！
しかも、2010年のブルゴーニュは良いヴィンテージの一つ！

ドメーヌ・アルヌー・ペール・エ・フィスは現当主のパスカル氏の祖父によって1950年に設立された。
生産本数の約8割がフランス国内で消費。
世界的な知名度はあまりないが、近年品質向上と相まって評価を高めてきている造り手。
世代が変わるごとに徐々に畑を拡充し、現在はショレイ・レ・ボーヌやサヴィニー・レ・ボーヌなどを中心に20haあまりを所有。
2008年からはパスカル氏が全面的にワイン造りを担当。

色調：オレンジかかった落ち着きのあるガーネット色。クリアーな色調。粘性はしっかりしていて、涙の幅が細かい。エキス分の凝縮を感じる。

香り：セミドライアンズのような香りとクランベリーの香り。その後にスパイス、ジビエ、ポプリの香り。複雑性のある香り。抜栓して時間がたつと、キャラウェイシードやスーボワ。

味わい：果実味はあるが、熟成によって感じる甘みは控えめ。酸味は柔らかく、タンニンは滑らか。思っていたよりタンニンと全体的にボリュームがある。線は細いがふくよかな女性の様。バランスが良い。

蛍光灯にかざしたら、すごくきれいな色調！