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[ワイン備忘録]CHATEAU SIRAN 1948

珍しいワインを発見!
1948年のハーフボトル。しかもマルゴー村~。
シャトー・シラン!

シャトー・シランの初代オーナーは、フランスで著名な画家アンリ・ド・トゥールーズ・ロートレックの祖父であるトゥールーズ・ロートレック伯爵。1859年にミアイユ家が所有して以来、160年以上にわたって同一家が守り続けるというボルドーでは珍しいシャトーです。
著名なワイン評論であるロバート・パーカー氏は「シランは長い貯蔵に耐え、辛抱強い消費者に応えるワインである。新しい格付けが行われるならば、第5級への昇格が検討されることは間違いない。」と絶賛するほどのシャトー。

コルクの状況もわからないので、ドキドキで抜栓!
コルクは亀裂が3か所入ったけど、無事に抜栓。
あれっ!コルクが若い。これは、たぶんリコルクだな。
だけど、楽しみー。

コルクは3か所に亀裂が入ったけど、落とさずに無事抜栓

色調:オレンジかかった淡いレンガ色。濁りは無く、きれいな色合い。

香り:穏やかにグラスの周りを漂っているイメージ。鉄観音茶やトランペット茸の様なキノコの香り。軽くスワリングすると、腐葉土や枯れ葉、ドライフラワーの香り。

味わい:アタックは優しいタッチ。みずみずしさを感じ、何かが晴れ夕焼けの様なイメージ。酸味もタンニンもきれいに溶け込んでいる。時間がたつと果実のニュアンスも感じる。状態は非常に良い。

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