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読書メモ しあわせ脳練習帖

スイーツが大好き、ファッション誌やゴシップ情報を常にチェック
休日は寝坊が何よりの贅沢、昼まで眠り、家でまったり過ごすのが大好き
最新のコスメでメイク、ブランド品を身につけるのが幸せ
会社や学校など、自分の周りにはいい男がいない
とにかくお金持ちになりたい

などなど

本書では、このような女性をしあわせハンター
しあわせを追いかける女と呼んでいました。

しあわせ脳 練習帖 黒川伊保子さん著 松苗あけみさん絵

この本を読んだ時、なぜか色んなことが腑に落ちました。

ものすごくわかりやすく、シンプルで単純に
しあわせを感じることについて教えてくれます。

追いかける幸せにはキリがありません。
一時の高揚感が幸せだと思っているうちは、幸せにはなれないということ。

キラキラした楽しいパーティー、
ハラハラドキドキする映画などには必ず終わりがやってきます。

恋人ができない。
いい男がいないと不満を募らせているということは、
直感力が働いていないことが原因であるという黒川さん。

睡眠不足で生活が荒れている、ネガティブ思考が延々と回っている
このようなことも、私たちが不幸せを感じる状態に陥っていると言い換えることもできます。

著者の黒川さんが言うしあわせ脳な女とは、
しあわせをみずから呼び込む女のこと。

脳の仕組みを利用したちょっとしたことで毎日が楽しくなります。

目の力も強くなり、肌も美しくなり、素敵な恋が訪れ、
情報に頼らずとも必要なものがピンとくるようになります。
ちょっとのアンラッキーもすぐに立ち直れるし、
情感豊かになり、アイデアもどんどん生まれます。

いつの間にか、追い求めていたしあわせに気づけるようになるのです。

●しあわせ脳を作るにはまず早寝


一番重要なのは何と言っても眠り。
眠りって色んな本にも書かれているけど、本当に重要なのだなと思います。

黒川さんは、夜の10時には就寝することをすすめています。

早いなぁ
私は最近、11時台に寝ていますが、それよりも1時間ほど早いですね


夜の10時〜2時のゴールデンタイムに眠ることで
新陳代謝が良くなり、美肌になるそうです。
この時、メラトニンという物質が出るのですが、
このメラトニンは、海馬の活性化を促しているそうです。
黒川さんは、海馬のことを、脳の知識工場と呼んでいます。

眠っている間に、知識を蓄え、フェロモンを感じた状況などを分析して、
自分をうまーくその場へと誘導してくれるとのこと。

脳みそすごいな!!
脳みそにフェロモンセンサーを積んでいる私たち。
しかし、それがうまく働いていないとはなんとも惜しい・・・。

ということで、夜は早く寝ましょう!


ここで一つ注意することがあります。
なるべく暗い部屋で眠ることです。
メラトニンは”闇”を感じると出てくるそうなので、
明かりのない部屋で眠ることが大切です。

・窓に遮光カーテンをつける
・チカチカするものの電源を切る
・真っ暗で眠れない人は間接照明を足元へ置く

などして、工夫してみてください。

シーツをこまめに変えたり、
枕やリネンに凝ってみるというのもおすすめだという黒川さん。
ベッドメイキングを楽しんで、良質な眠りを手に入れて、
直感力のアップを狙っていきましょう〜

●次に早起きしよう

早寝の次は早起きです。
夜の10時から〜2時の間に眠ったら、ダラダラ寝続けずに
朝5時台に起きようと語る黒川さん。

早朝に朝日を見ることで、人間の体内リズムが整い、
脳を活性化できると言います。

朝の自然光を目の網膜が感知すると脳の中で、
セロトニンという脳内物質が分泌されるのです。

5時台と言っても、5時50分でも55分でもOKなのだそうです。
なぜ5時台なのかというと、人間の身体が最もすっきりと快調に一日を過ごせるという統計があるからなのだと黒川さんは言います。

セロトニンは、しみじみとした情感を作り出します。
パーティーやホストクラブなどで感じるような一時的な高揚感ではなく、
満ち足りた幸福感を作って、持続させることができる。

夜のメラトニンと朝のセロトニンはセット
早寝早起きもセットと覚えておくといいですね。

そして朝日を楽しみながら
掃除、朝ごはんを作る、体操をするなどの
いずれかを行うとさらに良いそうです。頭を使わずにできる反復運動であればOKです。

●朝ごはんを食べる

ここまで出来たら、朝ごはんを食べて、
脳のエネルギーを補給しましょう。

脳の血流をアップさせることが目的です。

お米やパンなどの炭水化物は必須だという黒川さん。
炭水化物は糖質へと変わります。

糖質は脳のエネルギーですが、
糖分を直接摂るとすぐに消費されてしまうのだそう。

糖質は脳の大事なエネルギー源となり、
セロトニンの原料にもなると黒川さんは言います。

そこに、乳製品、肉、魚、大豆類などのタンパク質とビタミンをプラスすれば、バランスよく健康的な朝ごはんとなります。

そして、飲み物は必ず温かいものを摂るのが良いそうです。
朝起きたら、ゆっくりと白湯を飲んで、食事のお供にも、温かい飲み物を摂ると脳の働きをより活発にできるのでおすすめなのだと言います。

私は起き抜けに白湯。毎日やってます。
寝ている間に身体の水分が減っていると聞いたことがあるので、
朝は水分補給と腸の機能アップのために白湯を飲むようにしています。

早寝早起きして、ゆっくり朝ごはんを作り、朝ごはんをきちんと食べる。
当たり前のことのようですが、
これができない人が非常に多いですよね。

でもこれができないと、
情動が豊かにならず、脳のフェロモンセンサーも働かず、恋のチャンスも逃し、知識も増えずという、ふしあわせ脳路線へとまっしぐらだと
黒川さんは厳しくおっしゃります!

スマホで知識を得たり、配信やサブスクなど、
色んな新しいことが出てきていますが、
一番素晴らしいのは人間の脳みそなんじゃないかな〜
と考えてしまいました。

スマホよりも人間の脳がすごくて、
この搭載されているきちんと働かせるだけで、良いこと(しあわせなこと)が次々に起こります。

まずは、自分の脳をきちんと正常に戻してあげて、
脳に知識を蓄えられるようになってから
便利な道具だったり、アートや映像に触れてみると、
しみじみと感じて、より色んなものごとを素晴らしく感じられるようになるかもしれません。

やってみる価値は大いにありです。

読んで頂きましてありがとうございました!
読書まとめが何かのお役に立てると嬉しいです。
ではまた〜〜



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