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映画を観ながらデッドマン

20代の頃、映画館で寝るのが好きでした。

映画館がまだ完全入替制ではなく、いつどのタイミングでどの席に座ってもいいという、おおらかなシステムで映画が観れていた時代。

まず、普通に最初から映画を観始める。途中で眠くなる。寝る。
目覚めるとエンドロールが流れている。
ふぅ、一息つき、また寝る。

目覚めると、次の上映が始まっていて、ちょうどさっき寝たシーンあたりになっている。
で、すっきりした気持ちで続きを観る。
そうやって、1本観きる。
当時は、それが許される時代でした。(20代って、なんであんなに眠いんでしょうか)

ただ、その鑑賞方法(途中でひと眠りして、すっきりして続きを観る)が通用しない作品があります。

その名も「デッドマン」
ジム・ジャームッシュ監督、1995年作品。
僕は映画館に3回ほど観に行きましたが、ぜっっったいに途中で寝ます。
そして、すっきりしてもう一度途中から見始めても、ぜっっっっったいに寝ます。

結局、ビデオ化されてからレンタルしましたが、もちろん途中で寝ました。
というわけで、いまだに最後まで通して観たことがありません。
どんな映画なんすかね笑

音楽を手掛けているのは、ニール・ヤング。撮影済みのラッシュを観ながら即興でギターを弾いて録音していったそうです。(マイルズの「死刑台のエレベーター」方式っすね)

めちゃめちゃ泣ける、素晴らしい演奏なんですが(マジで超かっこいい。tha blueherbもライブの出囃子に使ってます。)、サントラ盤も最後まで通して聴いたことはありませんzzz


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